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MBC記者 製作拒否 突入…‘ニュースデスク15分放送’

原文入力:2012/01/25 22:16(1511字)
クォン・クィスン記者

記者76%参加、放送蹉跌 現実化
キム社長 日本行…労組ストライキ投票

←<文化放送>記者会の記者たちが製作拒否初日の25日午前、ソウル、汝矣島(ヨイド)文化放送役員室前で報道本部長と報道局長退陣などを要求する手立て札を持って連座座り込みをしている。 キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr

 "懸案を見ぬふりして本質回避、信頼墜落呼び起こした。" "嘲弄される我々のニュース、これ以上は耐えられない。"  25日午前11時、ソウル、汝矣島の<文化放送>(MBC)本社社屋10階の社長室・報道本部長室前廊下は決然とした叫びに包まれた。 報道局記者50人余りがマイクとカメラを構える代わりに、黒い服を着て手立て札を持っていた。 この日記者たちは編集会議が開かれる時間に合わせて午前8時20分には120人余りが、午後1時50分には50人余りが報道局編集会議室前で公正報道を促す沈黙デモを行った。

 文化放送記者会と映像記者会所属記者182人は跛行したニュースの正常化とチョン・ヨンベ報道本部長およびムン・チョルホ報道局長の辞退、パク・ソンホ記者会長とヤン・ドンアム映像記者会長の人事委回付撤回などを要求し、この日から無期限製作拒否に入った。 取材記者は139人、カメラ記者は43人が参加した。 部長級幹部を含む報道局記者238人中の76%が参加した。

 パク・ソンホ記者会長は「朝、雪が降ったが午前の沈黙デモに120人も集まった。 これ以上ニュースを駄目にすることを傍観できないという現場記者たちの強い意志を確認した。 ニュースを作る人が簡単に下した決定ではない。 重い気持ちで視聴者たちに了解を求める」と語った。 ある報道局の11年目の記者は「デスクの政治的指向に関係なくファクトだけを(MBCニュースが)まとめたとしても、これほどまで怒りが積もりはしないだろう」と話した。

 この日の製作拒否で50分枠の夜9時のメインニュース<ニュースデスク>が15分に短縮されるなど、ニュース プログラムは大幅に縮小された。 代わりに<世界ドキュメンタリー紀行>等の特集放送が放映された。 26日にも深夜最終ニュースである<MBCニュース24>、夕方時間帯の40分枠の<6時ニュースマガジン>、朝の時間帯の6時<ニューストゥデイ>を編成から抜いた。

 使用側はニュース編成の縮小の他には記者たちの要求に特別な対応をしていない。 キム・ジェチョル社長はこの日から27日まで3日間の日程で日本で開かれる韓流行事出席のために席を外したと知られた。 広報部側は「記者たちの人事刷新要求には同意できない。人事権は社長にあり、人事委回付撤回要求も社長の権限を侵害すること」と話した。

 労組もこの日から27日まで組合員ストライキ賛否投票に入った。 労組はストライキ案が可決されれば30日からディレクター職を含む組合員が製作拒否に入ると明らかにした。 パク・ソンホ記者会長は「去る5日の記者会総会でニュース正常化と報道責任者人事刷新要求を決議し、20日が過ぎたがその間に会社は知らぬフリで一貫した」として「報道が本来の位置に戻るまで決然として戦い抜く」と誓った。

クォン・クィスン記者 gskwon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/515976.html 訳J.S