原文入力:2012/01/19 17:28(898字)
学生人権条例施行など弾みがつく公算
←クァク・ノヒョン ソウル市教育長
ソウル市教育長選挙時、候補者を買収した疑いで起訴されたクァク・ノヒョン(58)ソウル市教育長が1審で有罪判決を受けたが業務には復帰することになった。
ソウル中央地裁刑事合議27部(キム・ヒョンド部長判事)は19日、クァク教育長に罰金3千万ウォンを宣告した。 これに伴い、クァク教育長は直ちに拘束が解かれ業務復帰が可能になった。
裁判所はこの日の宣告公判でクァク教育長がパク・ミョンギ(54)ソウル教育大教授に渡した2億ウォンに代価性があるとし有罪を認めたが、クァク教育長が金銭支給に合意した事実を知ることができなかったと判断されると明らかにした。 裁判所は「クァク被告人は単一化過程で一貫して金品提供を断った。 パク被告人が状況が難しく経済的扶助をするという主観的動機があったという点を考慮した」と量刑理由を説明した。
裁判所は金を受け取ったパク・ミョンギ教授には懲役3年と追徴金2億ウォンを宣告し、中間でお金を渡したカン・ギョンソン韓国放送通信大教授には罰金2千万ウォンを宣告した。
一方、クァク教育長の業務復帰によりソウル市の教育には多くの変化が予想される。 先ず最近ソウル市議会を通過したが教育長権限代行であるイ・デヨン副教育長が再議を要請し、先行きが不透明になったソウル学生人権条例施行が弾みをつける展望だ。
この間遅々として進まなかったクァク教育長の核心政策である高校選択制修正、革新学校拡大なども活気を帯びる展望だ。 パク・ウォンスン ソウル市長との教育政策共助の動きも活発になるものと予想される。 クァク教育長の業務復帰は昨年9月拘束起訴されながら職務執行が停止して4ヶ月ぶりだ。
デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/515451.html 訳J.S