原文入力:2011/12/13 08:55(1101字)
イ・スユン記者
労使葛藤を体験する釜山の新聞社ら
←全国言論労組国際新聞支部組合員らと全国言論労組傘下支本部長らが先月23日釜山、蓮堤区(ヨンジェグ)、巨堤洞(コジェドン)の国際新聞社前で‘MBマン副社長人事糾弾’記者会見を行っている。全国言論労組国際新聞支部提供
<釜山日報>労組の正修財団株式社会還元闘争が長期化の兆しを見せるなかで、<国際新聞>労組も経営陣の‘天下り人事撤回’を要求し1ヶ月を超えて出勤阻止闘争を行うなど釜山の二大新聞社労使が葛藤を経ている。
国際新聞労組は先月7日から非常対策委員会体制に転換した後、経営陣が副社長に任命したチャ・スンミン(47)氏の人事撤回を要求して12日で一ヶ月を越えて出勤を阻止している。 労組は15日頃、非常総会を開き代表理事のイ・ジョンソプ会長(法名 チグァン)が院長であるソウル能仁禅院(ヌンインソンウォン)上京闘争を行うことにした。これに対抗して会社側は9日、カン・ピルヒ労組支部長など執行部16人全員を業務妨害の疑いで検察に告訴するなど強硬方針を固守している。
労組は「イ会長が総合編成チャンネルスタートなどに備え、営業力を高め蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)へ会社の勢力を拡張するため言論界と商工界にネットワークが豊富なチャ氏を迎え入れたと明らかにしたが、チャ氏は経営能力と資質を全く備えておらず、李明博大統領引継ぎ委員会諮問委員を務めるなど政治的偏向性までが明確で報道機関役員としては不適格」とし「李明博政権が来年の総選挙と大統領選挙を控えて釜山地域報道機関を掌握するための陰謀」と主張した。
労組は「検証作業を行った結果、チャ氏が以前に勤めた職場では全て‘国際新聞の為にならない’という反応であり、組織のために何か重要な役割をするという信頼で採用されたが明確な実績を残したことはなく、短ければ数ヶ月、長く持っても数年周期で職場を移って通ったことが明らかになった」と明らかにした。
労組は去る9月にもイ会長が経営代理人として選任したソン・某名誉会長が人事と経営に専横を日常的に行うという理由で退陣運動を行った。当時イ会長はソン名誉会長と経営を引き受けたクォン・ミョンボ社長を同時に辞退させ、この会社は現在も社長席が二ヶ月近く空いている状態だ。
イ・スユン、キム・グァンス記者 syy@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/509892.html 訳J.S