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【社説】根本原因を解決できなければ「非武装地帯の地雷惨事」が繰り返される

登録:2026-10-01 07:48 修正:2026-10-01 09:02
南北を分断する非武装地帯(DMZ)の様子=ゲッティ・イメージズバンク//ハンギョレ新聞社

 9月21日に発生し、韓国軍将兵3人に重傷を負わせた地雷爆発事件をめぐり、北朝鮮の朝鮮労働党のキム・ヨジョン部長が8日ぶりに沈黙を破り、30日に「自分たちには責任がない」とする趣旨の談話を発表した。同日、合同参謀本部は「北朝鮮は、いわゆる『国境線要塞化』など、朝鮮半島の緊張を高める活動をただちに中止すべきだ」と述べたが、これについても、キム・ヨジョン部長は「わが軍は二年前から国境強化の一環として南部国境一帯で遮断物工事を行っており、これはいかなる軍事的目的とは無関係な徹底した主権行使であるだけだ」と主張した。現在、南北を分断する軍事境界線の正確な基準線がどこにあるかをめぐり、南北間で見解の相違が存在する状況のもとで、この問題の根本的な解決策を見出せなければ、今回のような惨事は繰り返されざるを得ない。

 キム部長が29日に示した主張の核心は、「韓国軍部」が今回の事態は北朝鮮側による休戦協定違反であることが明白だと主張しているが、これは「明白な自作自演劇」であり、「わが軍人はたった一度も国境線を越えたことがない」というものだ。さらに、「韓国軍部」が「われわれの人員が『線を越えた』と根拠もなく言い掛かりをつけ、(中略)わが軍人の身辺の安全を重大に脅かしている」と抗議した。韓国軍が北朝鮮の兵士たちに向けて「警告射撃」を繰り返すなど、むしろ自分たちのほうが大きな被害を受けているという論理だ。実際、国連軍司令部は6月、北朝鮮による国境線要塞化の関連工事が「軍事境界線の北側地域で行われる限り」は休戦協定違反ではないとの見解を示していた。

 しかし、国連軍司令部は30日の声明で、軍事境界線の南側で北朝鮮の対人地雷が発見された点を挙げ、北朝鮮が休戦協定に違反したと明言した。統合参謀本部も別の声明を発表し、国境線要塞化の中断を要求するとともに、「北朝鮮側の謝罪とともに、責任ある措置を強く求める」と明言した。北朝鮮が国境線要塞化の工事を進める過程で埋設した地雷が今回の事態を引き起こしたという方向で、統合参謀本部の暫定的な結論が下されたことがうかがえる。

 結局のところ、我々が望む北朝鮮側の謝罪を引き出し、今後の衝突も防ぐためには、南北軍事当局間の対話を通じて、21日に爆発した地雷が「軍事境界線以南の韓国側に埋設された北朝鮮の地雷」である事実を認めさせなければならない。そのためには、現在南北がそれぞれ使用している軍事境界線の資料を比較し、相違点を埋めるしかない。キム・ヨジョン部長はこの日の談話で、北朝鮮の軍人の安全が脅かされているという点を繰り返し強調した。我々も同様に考えている。大切な兵士たちを不必要な危険にさらさないためには、たとえ気が進まなくても、双方が対話に乗り出さなければならない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1280255.html韓国語原文入力:2026-09-30 18:58
訳M.S

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