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[社説]板門店で“戦争でなく外交”強調した米国防相

登録:2017-10-27 23:09 修正:2017-10-27 23:37
ソン・ヨンム国防部長官(右)とジェームス・マティス米国防相が27日、板門店の共同警備区域(JSA)で北朝鮮に対する警告メッセージを発表している/聯合ニュース

 韓米安保協議会議(SCM)参加のために訪韓したジェームス・マティス米国防相が27日、ソン・ヨンム国防部長官と共に板門店(パンムンジョム)の共同警備区域(JSA)を訪問した。これは極めて異例なことだ。

 マティス国防相は、板門店で北朝鮮に向けて「私たちの目的は戦争ではなく朝鮮半島非核化」と述べた。前日、国防部の関係者たちがマティス国防相の共同警備区域訪問を伝え「強力な対北朝鮮メッセージを話すだろう」とした説明とは雰囲気が違う。マティス国防相は、北朝鮮に対し軍事的挑発の中止と非核化のための対話を改めて促し「私たちは北朝鮮の行動に対応する外交的解決法に対する意志を明確にした」と述べた。米国防相がこれまでドナルド・トランプ行政府でしばしば議論された「軍事的オプション」ではなく「外交的解決法」を強調したのだ。マティス長官がこの日非武装地帯(DMZ)の最北端境界警戒所であり軍事境界線(MDL)とわずか25メートルしか離れていないOuellette警戒所に上がり、戦闘服ではなくスーツ姿をしたことも多少融和的態度を見せるためではないかという分析まで出ている。共同警備区域を韓米の国防相が共に訪問するという象徴的行動で、北朝鮮に対して強く警告しながらも口頭メッセージでは「平和」を語ったわけだ。

 たとえトランプ大統領がしばしば北朝鮮に向けてよどみなく“言葉の爆弾”を浴びせてはいるものの、米国の対北朝鮮解決法の基調はこのように「戦争ではなく外交」である点を確実にした。韓国社会の一部で強硬論にばかり偏って、無責任な「戦争も辞さない」声を高める人々が直視しなければならない点だ。韓国政府も来月7日にソウルで開かれる韓米首脳会談で「朝鮮半島での戦争は許されない」という点をトランプ大統領に再度明確にしなければならない。

https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/816391.html 韓国語原文入力:2017-10-27 19:01
訳J.S(951字)

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