登録 : 2015.09.04 08:40 修正 : 2015.09.04 08:45

3日、中国の抗日反ファシスト戦争勝利70周年記念の軍事パレードで人民解放軍機甲部隊が陣容を整え中国と外国指導者が参観する天安門城楼の前を通り過ぎている=北京/ロイター聯合ニュース
 中国が3日、「抗日戦争および世界反ファシスト戦争勝利70周年」(戦勝節)を記念する大規模な軍事パレードで先端の軍事力を誇示した。主要2カ国(G2)に見合った軍事大国であることを宣言したといえる。だが、持続的で徹底した平和の努力を示せないなら、中国は国際社会の反発を受ける可能性があることを肝に銘じねばならない。

 習近平・中国国家主席は軍事パレード記念演説で「歴史を鏡として決然と平和を維持・保護していく」と述べ、人民解放軍兵力を30万人縮小すると明らかにした。「永遠に覇権主義を追求せず拡張を試みない」とも指摘した。しかし、この日の軍事パレードが様々な国の警戒心を刺激したのは明らかな事実だ。49カ国の首脳や政府代表を呼んでおきながら戦勝節に軍事パレードをしたこと自体が前例ないばかりか、この日、一斉に披露された兵器のうち84%が最新型だ。米国や日本など西側諸国が戦勝節行事にほとんど参加しなかったのも、この軍事パレードの影響を受けてのことだ。

 習主席は「相互尊重、平等、平和発展、共同繁栄が人間の正道」であるとして「共同勝利を核心にする新型国際関係を積極的に樹立すべき」と強調した。共感すべき内容である。歴史を教訓にして平和を追求しようという戦勝節の趣旨に合った言葉でもある。だが、中国の平和意志を疑う国は少なくない。特に中国が南シナ海で領有権主張および軍事力強化を試みていることが問題にされている。中国は2013年に一方的に東シナ海防空識別区域を宣言し、韓国、日本、米国などと摩擦を生じさせている。こうしたことが繰り返されてはいけない。一方的な行動では“新型国際関係”を作り上げることはできない。

 中国が国力伸張と歩調をそろえ“大国”を自任するのは理解するに値する。アジアの復興という世界史の傾向を反映する当然な道理の側面もある。だからといって各国の利害が食い違う懸案を力で押し切っていいはずがない。何より中国が膨張主義的な姿勢を示すなら、自ら批判してきたかつての帝国主義諸国と変わらないものになってしまう。習主席が強調してきた「中国の夢」は、国内だけでなく国際関係でも正義が具現されるべきだ。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領は西側主要国の中で唯一軍事パレードに参加し、歓待を受けた。均衡外交で我が国(韓国)の国際的発言権を高めたともいえる。ここで生まれた動力は、東アジアの平和と朝鮮半島関連事案の解決に活用されなければならない。韓中関係の発展が中国の平和努力に寄与するのは言うまでもない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-09-03 20:39

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/707295.html訳Y.B

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