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イラン軍、ホルムズ海峡の航行の回復受けタンカー攻撃を最大規模に拡大

登録:2026-10-09 06:08 修正:2026-10-09 07:19
イラン、「海峡は封鎖状態」と主張 
迂回航路も攻撃すると威嚇 
米国、大規模な軍事作戦再開を準備
2日、オマーン側から見たホルムズ海峡に船舶が浮かんでいる/ロイター・聯合ニュース

 ホルムズ海峡の航行がかなりの程度回復したという観測が出ていることを受け、イランは「海峡は依然として封鎖状態だ」として激しく反発した。イラン軍は最近、タンカーへの攻撃回数を戦後最多に増やしたうえ、商船の封鎖回避航路も攻撃すると脅した。

 イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)のナグディ顧問は7日(現地時間)、イランの準国営「ファルス通信」とのインタビューで、「ホルムズ海峡は閉鎖されており、軍が完全に統制している」とし、「小型船舶が船から船へと原油を積み替える瀬取り方式で『密輸』(封鎖の迂回)を行っているが、その量は極めて少ない」と主張した。また「違反者たちが海峡の岩礁を爆破して作った少数の航路も、まもなく遮断されるだろう」と述べた。湾岸諸国がイランの封鎖を回避して原油をホルムズ海峡の外へ送り出す手法を把握しており、これを阻止できるという意味だ。

 実際、ロイター通信はこの日、海洋安全保障筋を引用し、イランが9月28日から今月5日の間にホルムズ海峡一帯で少なくとも12隻のタンカーを攻撃したと報じた。2月28日に米国とイランの戦争が勃発して以来、週単位で最も攻撃が頻発した。

 7日には、ホルムズ海峡から500キロメートル離れた場所で、タンカーが飛翔体の攻撃を受けた。英国海事貿易組織(UKMTO)は、この船がカタール北部のマディナ・アッシュ・シャマル付近で攻撃を受け、人的被害が出たことを明らかにした。カタール当局が正確な被害規模を把握している。イランが自国近郊のホルムズ海峡を越えて、ペルシャ湾内側の商船を攻撃したのは、先月9日以来約1カ月ぶりのことだ。

 イランは、ホルムズ海峡の対岸にあるオマーンと具体的な海峡統制案を策定し、近いうちに発表する予定だ。両国がこの海峡で商船が守るべき航路を一方的に定め、通航管理費の名目で料金を徴収する方式が有力視されている。イラン外務省のバガイ報道官は6日、イラン国営「IRNA通信」に対し、「オマーンとホルムズ海峡を往来する安全航路の地理座標について合意した」とし、「(両国は)まもなく国際機関にこの提案を提出する」と述べた。

イラン外務省のバガイ報道官が4日、イランのテヘランで週例記者会見を行っている/新華社・聯合ニュース

 イランのこうした動きは、最近ホルムズ海峡の貨物量が大幅に増加したという集計が発表される中で行われた。「アルジャジーラ」は7日、海洋情報会社ケプラーの統計を引用し、「9月のイランを除く湾岸地域の原油輸送量は、米国とイランの戦争前の81%以上に回復した。中東諸国全体の原油輸出量も、9月(下旬の)14日間を基準に、戦争前の水準を上回った」と報じた。ホルムズ海峡の航行が正常化されれば、貿易ルートを封鎖し、米国との和平交渉で有利な立場を占めようとしていたイランの戦略も崩れることになる。

 米国は、同盟国の石油輸出が再開された一方で、イランの輸出は米軍による逆封鎖によって完全に遮断されたと主張している。ルビオ米国務長官は7日、ギリシャのアテネで記者団に対し、「イランはホルムズ海峡に対する支配権を完全に失った」とし、イラン経済も「完全な自由落下状態」だと述べた。

 一方、米国が近いうちにイランを再び攻撃する可能性があるという見通しも示されている。「アクシオス」は7日、米政府当局者の話として、国防総省が数日前に米中央軍に対し、大規模な軍事作戦再開の準備をするよう指示を出したと報じた。米国は来月3日の中間選挙前にも攻撃に踏み切る可能性がある。イランとの公式な和平交渉が停滞する中、ホワイトハウスが武力によってイランを屈服させ、選挙での支持を得ようとしているのだ。国防総省のある高官は同メディアに対し、「国防総省は軍事的な選択肢をまとめ、トランプ大統領に提示する予定だ」と述べた。

チョン・ホソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1281540.html韓国語原文入力:2026-10-08 18:06
訳H.J

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