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イラン、「戦略的勝利」宣言し、2週間の停戦受け入れ…ホルムズ海峡通行許可

登録:2026-04-09 01:31 修正:2026-04-09 06:43
7日(現地時間)米国ワシントン州シアトル市役所前。「イランとの戦争反対」集会に人々が集まっている/ロイター・聯合ニュース

 イランが「戦略的勝利」を宣言しつつ、パキスタンの仲裁で設定された2週間の停戦案を受け入れた。中国の外交的介入もあったとされる。

 イラン最高国家安全保障会議は8日(現地時間)に発表した米国との停戦交渉についての声明で、「イランに対するすべての攻撃が停止されれば、イラン軍は防衛作戦を中断する」として、「2週間、イラン軍との調整の下、技術的条件を考慮してホルムズ海峡の安全な通行が許可される」と宣言した。声明は、米国のドナルド・トランプ大統領の「最後通告」の期限の1時間あまり前に公開された。トランプ大統領は、7日午後8時(韓国時間8日午前9時)までにイランがホルムズ海峡の開放を前提とした停戦に同意しなければ、「ひとつの文明全体が消滅するだろう」と脅していた。

 最高国家安全保障会議は声明で「敵は不当で侵略的な戦争において非理性的かつ傲慢な行為でイラン国民に立ちはだかったが、結局は失敗と敗北を招いた」とし、前最高指導者のハメネイ師の賢明な指導力と殉教者の犠牲のおかげで「イラン国民は再び栄光ある勝利を収めた」と自らを祝った。

 また、交渉過程でイランが提示した10項目の要求を米国に受け入れさせたと主張した。イランが米国側に要求した案には「米国が原則的に侵略しないことを約束すること」「イランによるホルムズ海峡の管理の維持」「ウラン濃縮の承認」「すべての第1次、第2次制裁の解除」「国連安全保障理事会および国際原子力機関(IAEA)理事会のすべての決議の終了」「イランへの賠償金の支払い」「米国の戦闘兵力の域内からの撤退」、そしてレバノンの「英雄的なイスラムの抵抗」を含むすべての戦線での戦争の停止などが含まれている。

 最高国家安全保障会議は「敵は今やイランの条件を受け入れざるを得なくなっており、それはイランの戦略的勝利を意味する」として、「イランは交渉に開かれているが、その交渉は必ず相互尊重と公正な条件の下で行われなければならない」と述べた。続けて「地域内の米国の軍事インフラと資産に致命的な打撃を加えた」として、「すべての前線で敵を窮地に追い込み、開戦から約10日で敵は勝利できないことに気付き、様々なルートでイランと接触し、停戦要請を開始した」とも明かした。

ユン・ヨンジョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1253160.html韓国語原文入力:2026-04-08 21:13
訳D.K

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