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「プーチン大統領、心停止で心肺蘇生」の噂流出に…ロシア、会議中の写真を公開

登録:2023-10-25 09:49 修正:2023-10-25 10:08
プーチン大統領が23日、ロシア南部のカバルダ・バルカル共和国の代表カズベク・ココフ氏と話し合っている=クレムリン公報部提供/タス・聯合ニュース

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(71)が寝室で心停止状態に陥り、心肺蘇生法を受けたという噂が流れた中、ロシア大統領宮(クレムリン)が健康な様子のプーチン大統領の写真を公開した。

 英タブロイド紙「デイリー・ミラー」や「デイリー・エクスプレス」などは23日付で、プーチン大統領の健康異常説を提起してきたテレグラムのチャンネルを引用し、「プーチン大統領が22日夜、心停止を起こし、救急要員から緊急措置を受けた」という主張が出たと報じた。

 22日午後9時5分頃、大統領の保安要員らが大統領の寝室で何かが落ちる音を聞いて駆けつけたところ、プーチン大統領がベッドの横に倒れているのを発見したと、これらのタブロイド紙は報道した。当時、プーチン大統領は床に倒れてけいれんを起こし、体を弓型に曲げて白目をむいており、急いで医療スタッフの蘇生術を受け安定を取り戻したと伝えた。

 しかし、ロシア大統領宮は23日、プーチン大統領がいつも通りの姿で執務室で会議している写真を公開した。写真のプーチン大統領は、向かい側に座ったロシア南部のの代表カズベク・ココフ氏と書類を前にして話し合っている。プーチン大統領の健康異常説はしばしば登場するが、事実と確認されたことはない。

パク・ピョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/1113434.html韓国語原文入力:2023-10-25 09:25
訳C.M

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