世界的なファーストフード企業マクドナルドの今年第2四半期の売上げが40.5%も急増した。今年5月に発売された防弾少年団(BTS)とのコラボメニューなどの効果と見られる。
マクドナルドが28日(現地時間)に公開した第2四半期実績によると、マクドナルドの全世界の同一店舗における売上が前年同期より40.5%急増した。コロナ禍前の2019年第2四半期と比べても6.9%増加した。米国内の同一店舗の売り上げも前年同期より25.9%、一昨年の同期より14.9%それぞれ伸びだ。
マクドナルドの善戦は、5月末に50カ国で打ち出され1カ月間販売された「BTSミール」と、新しく発売された「クリスピーチキンサンド」など新メニューの人気のおかげだと、ロイター通信などが報じた。この他にも1人当りの注文金額の増加とメニューの価格上昇などが影響を及ぼした。
特にBTSミールは、BTSのメンバーらが直接広告し、BTSを象徴する紫色のパッケージを使うなど、BTSとのコラボを強調し、世界中で旋風を巻き起こした。パッケージが中古市場で高価で取引され、インドネシアでは新型コロナの集団感染を懸念して一部の店舗が休店する事態が発生した。マクドナルド側は「BTSミールが店舗訪問とチキンマックナゲットの販売増加を主導した」と語った。