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朝米首脳会談翌日に控え、再び日米電話会談

登録:2018-06-12 06:16 修正:2018-06-12 07:19
首脳会談後も電話会談する予定
日本の安倍晋三首相//ハンギョレ新聞社

 朝米首脳会談を翌日に控えた11日午後、日本の安倍晋三首相とドナルド・トランプ米大統領が再び電話会談を行った。

 安倍首相は11日午後、トランプ大統領との電話会談後、東京の首相官邸で記者団に「トランプ大統領が『現在、最新の情報に基づいて話をしたい』としたため、電話に出た」と述べた。安倍首相は「トランプ大統領が最新情報について説明した。綿密な(日米間の)調整を行なった。基本的方針は日米、そして日米韓で完全に共有し一致している」と強調した。安倍首相はまた、「あすの(朝米)首脳会談が、北東アジアの平和と安定に向け、大きな一歩を踏み出す歴史的会談になることを期待する。拉致問題についても、(朝米首脳会談でトランプ大統領が)提起するという点も再確認した」と述べた。「拉致問題や核問題、ミサイル問題が前進し、首脳会談が成功することを強く期待している」と述べた。

 安倍首相は朝米首脳会談の開催計画が初めて発表されたこの3月以降、米国に北朝鮮の核だけでなく、生物化学兵器や短距離ミサイルの廃棄、日本人拉致被害者問題も会談の議題に盛り込むことを粘り強く要求してきた。日本の会談の議題の拡大要求は、朝米首脳会談の事前交渉が難航した原因の一つだった。安倍首相は日本の主張を貫くために、主要7カ国(G7)首脳会議参加直前の今月7日にも、米国ワシントンに寄ってトランプ大統領と7回目の首脳会談を行った。

 河野太郎外相は、朝米首脳会談後にもトランプ大統領と安倍首相が電話会談を行う計画だと明らかにした。河野外相は11日、国会で開かれた参議院決算委員会で「朝米首脳会談が終わった後、安倍首相とトランプ大統領が電話会談をする予定だ。また私は韓国を訪問し、日米韓3カ国外相会談を開き、今後の対応を決めたい」と述べた。

東京/チョ・ギウォン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/848646.html韓国語原文入力:2018-06-11 23:00
訳H.J

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