登録 : 2017.07.21 22:51 修正 : 2017.07.22 08:22

北朝鮮に対する「地理的旅行制限」実施 
27日、米国市民の北朝鮮観光禁止令発表 
北朝鮮観光斡旋旅行会社に通知 
ワームビア氏死亡事件にともなう北朝鮮制裁の一環

北朝鮮に抑留され昏睡状態で米国に帰国し6日後に死亡した大学生オットー・ワームビア氏の葬式が6月22日(現地時間)、彼が卒業したオハイオ州ワイオミング高校で開かれている=ワイオミング/AFP聯合ニュース
 米国が自国市民の北朝鮮観光を禁止する。

 ドナルド・トランプ米行政府は、北朝鮮を観光し逮捕された米国人大学生オットー・ワームビア氏の死亡に伴い、米国市民の北朝鮮観光を禁止すると話したとAP通信が21日報道した。

 この官僚は、レックス・ティラーソン国務長官が北朝鮮に対する「地理的旅行制限」を実施することを決定したと伝えた。この措置が適用される国家に入国した米国市民のパスポートは無効化される。官僚たちは、北朝鮮旅行禁止が連邦官報に公布されれば、30日以内に発効されると伝えた。

 北朝鮮観光を斡旋する中国の旅行会社「高麗ツアーズ」と英国の「パイオニアツアーズ」は21日、米国政府が自国市民の北朝鮮観光禁止を27日に発表し、30日後から発効させると明らかにしたとし、これをBBCがこの日報道した。

 英国の「パイオニアツアーズ」はこの日、声明を出して「米国政府がもはや自国市民の北朝鮮旅行を許諾しないということをたった今通報された」と明らかにした。この旅行会社は、北朝鮮を観光し逮捕され、15年刑を受けている間に死亡した米国人大学生オットー・ワームビア氏の北朝鮮観光を斡旋した旅行会社だ。

 同旅行会社は「この禁止令が30日以内に発効されると予想される」として「30日間の猶予期間後に北朝鮮を旅行する米国市民は、政府によってパスポートが無効化されるだろう」と明らかにした。同旅行会社のロアン・ビアード代表は、米国の北朝鮮旅行禁止措置を北朝鮮で米国の領事業務を代理しているスウェーデン大使館から通報されたと英国BBC放送に明らかにした。

 ビアード代表は、30日間の猶予期間は現在北朝鮮を観光中だったり人道的目的で訪問した米国市民に北朝鮮を発つ時間を与えるためと説明した。現在、北朝鮮駐在スウェーデン大使館は、北朝鮮国内にいる米国市民の数を点検し、即刻出国を勧めていると彼は伝えた。

 北朝鮮旅行を斡旋するまた別の旅行会社「高麗ツアーズ」のサイモン・コカリル代表も、スウェーデン大使館から同じ内容を通報されたと伝えた。彼は米国の旅行禁止令が発効されるまで、米国人の北朝鮮旅行を斡旋すると明らかにした。

 北朝鮮は、2010年に米国人の自国訪問規定を緩和し、これに伴い米国市民の北朝鮮観光が可能になった。だが、北朝鮮を訪問した観光客のオットー・ワームビア氏の逮捕事件で、米国政府と民間からは米国市民の訪朝を禁止すべきだという声が高まった。レックス・ティラーソン国務長官は4月、北朝鮮旅行禁止令を考慮していると明らかにしたことがある。

チョン・ウィギル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-07-21 20:31
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/803823.html 訳J.S(1280字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue