登録 : 2016.12.06 22:44 修正 : 2016.12.07 08:51

元国務副長官「核武装の経路を遮断する唯一の方法」 
「中国牽制・日本重視」グループに大きな影響及ぼす人物 
米対北政策特別代表「制裁は北朝鮮の態度を変化させるための手段」

リチャード・アーミテージ元米国務副長官(71)=資料写真//ハンギョレ新聞社

 米国外交界の大物であるリチャード・アーミテージ元国務副長官(71)が5日、北朝鮮の政権交代の必要性を公開的に提起し、波紋が予想される。アーミテージ氏はブッシュ政権で国務副長官を務めたが、「アーミテージ師団」を形成するほど、米外交街でかなりの超党派的影響力を行使している。

 アーミテージ元副長官は同日、ワシントンで国際戦略問題研究所(CSIS)と韓国国際交流財団が共同で開いた「第1回韓米戦略フォーラム」で、「北朝鮮を今の(核武装)経路から遠ざける唯一の道は、政権交代」だと主張した。彼は「ここにいる人たち同様、私は長い間『我々は北朝鮮の政権交代を望むのではなく、彼らの態度変化を望んでいるのだ。北朝鮮指導部に危害を加えようとしているわけではない』と言ってきた。しかし、私はこれ以上そのような見解を固守しない」として、このように述べた。

 アーミテージ元副長官は「個人の経験によれば、二つのことが北朝鮮に衝撃を与えた。一つは人権に対する国連安全保障理事会決議であり、もう一つは、マカオ銀行(バンコ・デルタ・アジア)の北朝鮮の金融に対する介入」だったとし、人権を通じた北朝鮮の圧迫や資金源の遮断を強調した。

 アーミテージ氏は、今回の大統領選挙でヒラリー・クリントン民主党候補を支持したが、共和党寄りの人物で、中国対する牽制と、それを実現するために日本の戦略的重要性を強調してきた民主・共和性向の専門家グループにかなりの影響を与えてきた。これと関連し、あるフォーラム参加者はハンギョレなどの取材に「政権を交代したからといって、北朝鮮が民主主義国家に変わるという保障はない。それは希望的観測にすぎない」と指摘した。

 一方、ジョセフ・ユン国務省対北朝鮮政策特別代表兼国務部次官補は、同日の昼食会の基調演説を通じて「制裁や防御的処置は、それ自体が目的ではないことに十分留意している。それらは北朝鮮を非核化交渉のテーブルに呼び戻すための手段に過ぎない」と明らかにした。彼はさらに、「しかし、北朝鮮が真摯な対話に乗り出す準備ができていることを示すいかなる兆候も見当たらない。私たちが対北朝鮮圧迫の基調の枠を引き続き維持しなければならないのも、まさにこのためだ」と述べた。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員(お問い合わせ (お問い合わせ japan@hani.co.kr ) )

韓国語原文入力:2016-12-06 15:26
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/773479.html 訳H.J(1190字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue