登録 : 2016.01.30 00:51 修正 : 2016.01.30 08:00

AFP、ロイターなど報道相次ぐ 
「38ノース」は間近説に否定的 
「非常に初期段階の準備」 

1月26日、エアバス人工衛星が撮影した北朝鮮の平安北道鉄山郡の西海の東倉里ロケット発射場の最近の様子(38ノースより)= ロイター/聯合ニュース


平壌兵器研究所でミサイル出発説 
韓国軍当局者「事実ではない」と否定

 北朝鮮が長距離ロケット発射を準備しているとの見通しが相次いで示される中で、この発射体が弾道ミサイルではなく、人工衛星を搭載した宇宙発射体である可能性が高いものと見られている。

 米国防総省当局者は28日(現地時間)、AFP通信に「北朝鮮が何らかの発射を準備しているように見える情況がある」とし「人工衛星、あるいは(人工衛星を搭載した)宇宙発射体である可能性もある。様々な推測がある」と明らかにした。この当局者は、発射の動きが「弾道ミサイルと関連している」兆しは何も見られないと付け加えた。

 別の当局者は、「(ロケットの)打ち上げがもうすぐ行われる見込みだ」とし「私たちの懸念は、それが(人工衛星を搭載した)宇宙発射体だとしても、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に使用できる同じ(技術的な)要素が含まれている点にある」と述べた。国連安全保障理事会(安保理)決議は、北朝鮮に対して弾道ミサイルはもちろん、弾道ミサイルの技術に転用できるすべての発射体の実験を禁止している。

 ロイター通信も同日、米国当局者の話を引用し、北朝鮮が西海の平安北道鉄山(チョルサン)郡東倉(トンチャン)里ロケット発射場で、近い将来、宇宙にロケットを発射する可能性があると報じた。この当局者は「北朝鮮の活動を綿密に注視している」と述べた。

 NHK放送は、米政府当局者の話を引用し、「最近、(北朝鮮東倉里)発射台周辺で動きがあることが確認されている。 2、3週間のうちにも発射が行われる可能性を示唆している」と報じた。

 日本政府は29日、自衛隊に北朝鮮のミサイルが日本領空に入ってきた場合、これを迎撃するようにする「破壊措置命令」を下した。これにより、弾道ミサイル迎撃能力を備えた日本のイージス艦が東海(日本海)と東シナ海の海上に派遣され、警戒・監視活動を続けるものと見られる。

 しかし、北朝鮮専門のウェブサイト「38ノース」は、商業衛星の写真分析を通じて、「北朝鮮がロケット発射を準備しているとしても、発射が差し迫ってではなく、非常に初期の段階の準備」としながらも、「様々な理由から発射時期を予測するのは不確実性が非常に高い」と明らかにした。「38ノース」は、発射台のクレーンタワーをはじめ重要作業が行われるような場所には、すべて目隠し用の幕が設置されており、ロケットの各部分を夜間や曇りの日に発射台に向け移動し、簡単に組み立てることができるからだと説明した。

 韓国軍当局者は29日、「北朝鮮が1週間以内に長距離ミサイルを打ち上げると判断できるような(根拠が)ない。ただし奇襲発射の可能性もあるため、注視している」と述べた。この当局者は最近、北朝鮮平壌(ピョンヤン)市山陰(サンウム)洞兵器研究所から(ロケットや長距離ミサイルを乗せたと思われる)貨物列車が出発し、東倉里長距離ロケット発射基地に向かった情況が捉えられたという一部の報道について「事実ではない」と否定した。

ワシントン、東京/イ・ヨンイン、キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-29 19:25

http://www.hani.co.kr/arti/international/america/728533.html訳H.J

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