本文に移動

‘最多得票’猪瀬東京都知事 不名誉退陣

登録:2013-12-19 23:58 修正:2013-12-20 07:43
1年で…不法政治資金授受疑惑
猪瀬直樹(67)東京都知事

 不法政治資金受領疑惑を受けた猪瀬直樹(67・写真)東京都知事が不名誉退陣した。

 猪瀬知事は19日午前、吉野利明 都議会議長を訪問して辞表を提出したと<NHK>等、日本言論が報道した。 前任知事である石原慎太郎 日本維新の会共同代表の後継者として指名を受け、昨年12月に当選しちょうど1年が過ぎた時点だ。 ノンフィクション作家出身である彼が昨年の都知事選挙で得た433万8936票は日本の歴史上、個人が得た最多得票であった。

 猪瀬知事の落馬契機は、日本最大の医療法人である‘徳洲会’の創業者である徳田虎雄が息子の毅を当選させようと法人職員を投じるなど不法選挙運動をした疑いで受けた捜査だ。 この過程で猪瀬知事が昨年11月、都知事選挙の直前に徳洲会から5000万円(約5億ウォン)を受け取った事実が確認された。 猪瀬知事は以後 「個人的な次元で借りたお金」と主張したが、都議会は18日、都知事に対する強制調査を行うことができる いわゆる‘100条委員会’を設置することを決めた。

 猪瀬知事は19日、記者会見で「都民と国民に深くお詫び申し上げる。 今後はひとりの作家であり都民として、受けた恩に報いたい。 個人的問題で都政に被害を与えていて、2020年東京夏季オリンピックの準備に支障がでないか心配で、職を辞することにした」と明らかにした。

 次期東京都知事選挙は来年2月9日頃に行われる展望だ。 候補としては下村博文 文部科学相、橋本聖子 参議院議員などの名前が上がっている。

東京/キル・ユンヒョン特派員 charisma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/616232.html 韓国語原文入力:2013/12/19 21:04
訳J.S(815字)

関連記事