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"慰安婦問題 日本が以前に清算していなければならなかった"

登録:2013-07-26 20:40 修正:2013-07-26 23:05
宮崎監督 日本政府を再び批判
宮崎監督

 "1989年バブルが崩壊し、同じ時期にソ連も崩壊した。 日本人はその時期に歴史感覚を失ったようだ。 村山談話否認のような話も自然に出てくる。 歴史感覚をなくせばその国は滅びる。"

 日本アニメーションの巨匠、宮崎駿(72)監督は席から立ちあがり断固として話した。 彼の5年ぶりの新作<風立ちぬ>の9月韓国封切りを控えて東京小金井市にある自身の作業室で26日、韓国記者たちとインタビューした席であった。

 宮崎監督は 「慰安婦問題は以前に日本が清算するべきだった。 橋本談話という問題が再び取りざたされるのはとても屈辱的だ。 韓国や中国に謝罪しなければならない」とも話した。 彼はこのように日本社会がなったことについて 「このような歴史の話をすべきなのに、この間ずっと経済の話だけしてきたので、経済が悪くなれば全てを失ってしまうような状況になった」とも批判した。

 宮崎監督は最近自身のスタジオ ジブリが発刊する<熱風> 7月号で、日本の平和憲法改定の動きを強く批判する文(<ハンギョレ> 20日付1面)を載せて大きな反響を起こした。 過去の問題に対する安倍晋三政権の態度に関する返事でも、安倍総理に直撃弾を飛ばした。 「中国、韓国、日本は互いに戦ってはならないと考える。 多くの過程があるだろうが、英国の政治学者が‘米国は結局本人たちの牧場に戻るだろう’と言ったが、結局はそうなるのではないだろうか。 変化が多く激動の時期に大したことでないものを問題と見なしてはいけない。 過去の歴史が大したものではないというのでなく、わが国の総理に言うのはちょっとあれだが、すぐになくなる(交替させられる)人だと、そンな風に表現したのだ。」小金井(東京都)/ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/597317.html 韓国語原文入力:2013/07/26 20:02
訳J.S(887字)

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