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"英国のG20盗聴 容認できない"

登録:2013-06-18 20:59 修正:2013-06-19 09:45
被害国トルコ・南アフリカ共和国・ロシア激昂
"全面調査・責任者強力措置" 要求
前米国中央情報局(CIA)職員エドワード・スノードンが米国情報機関が数年間中国を狙ったハッキングをしてきたと暴露したインタビューを1面に載せた日刊紙<サウスチャイナ モーニングポスト>が去る13日香港の新聞街頭販売台に置かれている。 香港/APニューシス

 英国<ガーディアン>が16日エドワード・スノードン(29)の資料を土台に「英国と米国が2009年ロンドン主要20ヶ国(G20)首脳会議の時、各国代表団の電話とEメールを監視した」と暴露したことに対して、被害国政府が激昂した反応を見せた。

 トルコ外交部は17日アンカラ駐在英国大使を招致した。トルコ外交部は 「英国政府がトルコ財務長官と代表団15人の電話を盗聴し、コンピュータを監視したことを容認できない。 事実であることが確認されるならば、NATO同盟に対する恥ずべき行為」と強い語調で抗議した。 特にレジェップ・タイイップ・エルドアン トルコ総理が「英国BBC放送が(トルコの反政府)デモと暴力を助長している」として‘国際社会の陰謀’を主張してきた経緯もあり、両国関係が一層悪化する可能性もある。

 南アフリカ共和国外交部も声明を出して「英国政府が全面的な調査を行い、責任者に対する強力で顕著な措置を取るよう願う」と要求した。

 2009年当時ロシア大統領だったドミトリー・メドベージェフ総理は、米国が彼を盗聴したという報道に反応しなかった。 ただしロシア連邦会議(上院)国際問題委員会所属のイゴール モロジョプ議員は 「2009年はロシアと米国の関係再確立が発表された時だ。 両国関係を再確立するというバラク・オバマの話をどうして信じられるだろうか」と反問した。

 英国、北アイルランドで開かれている主要8ヶ国(G8)首脳会議に出席中のデビッド・キャメロン英国総理は「安保や情報問題と関連しては話さない」として返事を避けた。 チョン・ジョンユン記者

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/592331.html 韓国語原文入力:2013/06/18 20:07
訳J.S(843字)

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