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地方経済 外国為替危機の時より深刻

原文入力:2009-02-27午後08:10:37
製造業生産 12.2%減少 統計開始以来 最大減少

チョン・ナムギ記者

昨年4分期の地方経済事情が10年前の外国為替危機の時よりも深刻な水準で悪化していることが分かった。
27日韓国銀行が発表した‘最近の地方経済動向’によれば、昨年4分期のソウルを除く地方の製造業生産は前年同期間に比べ12.2%減少した。これは関連統計が始まった1985年1分期以来の最大減少幅だ。 従来の最低値は外国為替危機時の1998年2分期のマイナス11.2%であった。

地方の製造業生産は昨年2分期9.9%増加で3分期5.8%に増加幅が鈍化し4分期に大幅のマイナスを記録した。4分期に入っても10月(-2.5%),11月(-14.6%),12月(-20.0%)等、生産減少幅が急速に拡大している。

消費心理も急激に萎縮し、昨年4分期地方の大型小売店販売額指数は前年同期間より3.4%下落した。これまた関連統計が始まった1997年1分期以後最大幅の減少だ。部門別にもデパート(-5.3%)と大型マート(-2.4%)すべてマイナスを示した。販売額指数増加率は昨年1分期6.3%から2分期3%に落ち、3分期にマイナス(-1.0%)で反転した。

建設業指標も一斉に悪化した。建築着工面積は前年同期より25.1%減り、建築許可面積は何と40.3%も急減した。ただし昨年12月に入ってからは公共部門の発注増加で上昇傾向となった。チェ・ヨンジュン韓銀地域経済班課長は「輸出鈍化で製造業生産が大幅に減少したうえに家計所得減少,資産価格下落などで消費心理が大きく萎縮している」と話した。

チョン・ナムギ選任記者jnamki@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/341324.html

原文: 訳J.S