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[イルクーツク 南北露協力フォーラム] シベリア鉄道 韓半島連結は南北梗塞の出口"

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/490501.html

原文入力:2011/08/04 21:05(1062字)
パク・スジン記者

ソ・フン前国家情報院3次長発表

 「シベリア鉄道および天然ガス パイプラインを韓半島まで連結するロシアとの経済協力は南北のきっ抗した対立状況を迂回する出口となる。」イルクーツク南-北‐露協力フォーラムの3番目のセッションでソ・フン前国家情報院3次長が強調した言葉だ。彼は2006~2008年に対北韓関係を担当した。3番目のセッションはイ・クァンジェ前江原道(カンウォンド)知事が司会を担当し、ソ前次長が‘南北関係の回顧と展望’という主題で基調提案をした。

ソ前次長は 「2008年までは韓半島縦断鉄道は現実だった」と話した。2000年に南北が鉄道連結に合意し、2002年には非武装地帯区間での連結工事が進行され、2007~2008年には京義(キョンウィ)線鉄道が開城(ケソン)工業団地を運行した。シベリア横断鉄道もやはり具体的に議論された。2001年に金大中前大統領とプーチン前ロシア大統領が韓半島縦断鉄道とシベリア横断鉄道の連結事業推進に合意し、同年7~8月には金正日北韓国防委員長がシベリア横断列車に乗ってロシアを訪問し、北‐露鉄道協力協定を締結した。2006年には南・北・ロ3ヶ国鉄道機関が集まり鉄道連結事業推進声明を採択した。しかし今は天安(チョナン)艦沈没、延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件などで南北関係が梗塞しこれらすべての事業が中断された状態だ。

ソ前次長は「鉄道連結が軍事的平和を堅持する効果を持たらす」として「事業が再開されなければならない」と話した。2002年当時、鉄道連結のために非武装地帯の地雷が除去され常時的な軍連絡チャネルを作るなど軍事的緊張緩和措置がとられた。また、国連軍が鉄道・道路の連結のために非武装地帯を南北韓管理区域として委任し南北軍事直接協議も可能になった。

イ前知事は「我が国が米国・ヨーロッパ連合との自由貿易協定(FTA)を締結したのに続き、中国・日本との自由貿易協定交渉を進行しており、ロシアとも自由貿易協定締結を検討しており、今後 大陸横断鉄道を利用した物流量が増えると展望される」とし「大陸鉄道連結事業が現実化されれば運賃および輸送時間節減の経済的効果もまた大きい」と話した。

イルクーツク/パク・スジン記者

原文: 訳J.S