原文入力:2011-05-23午後09:11:42(1010字)
ロッテ、既存スーパーを加盟店に転換
非常対策委 6日間にわたり開店反対座り込み
小売店など232ヶ所では‘ロッテ不買’
チョン・デハ記者
"商人だけの問題ではないですね。地域経済が全て死にかねません。" 全南、麗水市、舞仙地区禾長洞で17年間にわたりディスカウントショップを営んでいるキム・キホン(52)氏は23日 「大企業スーパーマーケット(SSM)で地域の農水産物と工産品購買を減らせば麗水経済が萎縮する」と強調した。彼は「大企業スーパーマーケットの進出は商人の生存権問題に限定して見てはならない」として「大企業スーパーマーケットの進出で地域の資金が外部に抜け出れば結局、地域経済が動揺せざるをえない」と付け加えた。
全南、麗水に大企業スーパーマーケット加盟店が相次ぎ開店し自営業者と小商工人が反発している。
麗水市は23日「去る4月、美坪洞ロッテスーパー加盟店(300㎡)が初めて開店した後、最近 新基洞と鶴洞にも加盟店2号(450㎡)と3号(500㎡)が相次ぎ開店した」と明らかにした。これら3ヶ所の加盟店は既存マート運営者がロッテスーパーと契約を結び商号を変える方式で開店した。
これに対し‘大企業スーパーマーケット開店反対麗水市非常対策委員会’(以下 非常対策委)は去る18日から麗水市、鶴洞、プヨン アパート3団地前広場で六日間にわたりテント籠城を行っている。麗水地域の小売店133ヶ所と代理店97ヶ所などは去る17日からロッテ製品を完全に仕入れないことにし、27日まで小売店売場内のロッテ製品を全て撤収させることにした。非常対策委には市民社会団体だけでなく喬洞市場商人会と鎮南市場繁栄会、イファ市場繁栄会、西市場周辺商店会などが参加意思を明らかにした。
イ・グァンミン非常対策委共同執行委員長は「大企業スーパーマーケットが住民たちの反発を和らげるために既存スーパーを加盟店に変える‘迂回開店’を行っている」とし「ロッテ製品の不買運動だけでなくロッテ本社抗議訪問等を通じて麗水開店を必ず阻止する」と明らかにした。
チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr
原文: 訳J.S