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通商交渉本部‘国会無視’事例

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/468077.html

原文入力:2011-03-15午前08:23:39(928字)
韓-米FTA再協議 適時に報告せず
SSM規制立法 反対する‘顰蹙’も

チョン・ウンジュ記者

外交通商部通商交渉本部の国会無視は常習的だ。昨年12月に妥結した韓-米自由貿易協定(FTA)再協議が代表的な事例だ。キム・ジョンフン通商交渉本部長は自由貿易協定締結手続き規定上の報告義務を無視して再協議経過を国会に適時に報告せず、 "点(。)であれカンマ(、)であれ協定文に再び打つことはない」という話を覆し自動車関税まで米国に譲歩した。彼は国会の謝罪要請も受け入れようとはしなかった。

さらに国会に出席し 「国民と言うが、また別の国民は私に‘避けられない事情を理解する’と話す方も多い」と対抗した。
企業型スーパー(SSM)を規制する核心法案である‘大中小企業共生協力促進法’(共生法)を昨年11月に国会が立法する時もキム本部長は国会が批准同意してもいない韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定を前面に掲げ反対し、事実上の越権行為をして顰蹙を買った。自由貿易協定交渉を進行するに際し、国会で議論する方法が障害物になりうるという論理だった。立法府である国会が行政府の通商交渉本部を監視し統制することが正しいが、キム本部長は逆に通商交渉の便宜を挙げ国会の立法権行使を制限しようとしたわけだ。ハンナラ党もキム本部長の‘体面’を理由に共生法処理を数ヶ月間先送りした。

昨年4月にはユ・ミョンファン当時外交通商部長官が国会外交通商統一委員会で野党議員を非難する悪口と国会を否定する発言をして論難が起きもした。韓-米自由貿易協定批准同意案を処理するために国会外交通商委が開かれるやチョン・ジョンベ民主党議員らが参加しこれを阻んだ。この時、国務委員席に座っていたユ長官が「ここになぜ入ってきた。 気違い」「これ、基本的になくさなければならない…」と言った。悪口発言が言論に報道されるやユ長官は「本意ではなかった」と謝った。

チョン・ウンジュ記者

原文: 訳J.S