原文入力:2010-12-08午後08:42:29(1153字)
大当たりした‘イーマート ピザ’のように…
キム・ソンファン記者
ロッテマートが売り場内で安価なフライドチキンを売り出す。これは新世界イーマートで売る‘イーマート ピザ’と同様な販売戦略で、こういう大型マートの業態拡大はいわゆる‘路地商圏蚕食論難’をより一層広め、零細自営業者の反発を呼ぶ展望だ。
ロッテマートは9日から全国82ヶ所売り場でフライドチキン1羽(900g内外)を5000ウォンで売るチキン ブランドの‘太っ腹チキン’を売り出すと8日明らかにした。売り場で直接揚げる太っ腹チキンは鶏一羽が1万6000ウォン~1万7000ウォン水準のチキン専門店価格の3分の1水準であり、既存大型マートで販売されている価格より30~40%安い。量もチキン専門店より20%ほど多い。包装も箱に入れずファーストフード店チキンのように大きな円形筒に入れて売る。
ロッテマートが太っ腹チキンを出したのは、イーマート ピザの成功が刺激となった。実際、イーマート ピザは顧客を大型マートに呼び集めるためのいわゆる‘おとり商品’だったが、多くの論難にもかかわらず‘安くておいしく量も多い’という評価を受け、予想外の‘大当たり’になった経緯がある。イーマート ピザとの競争に一歩遅れて参入したロッテマートは準備期間に数値化した予測販売量を基礎に販売6ヶ月前に生鶏・てんぷら粉・食用油などを週単位で大量に買い付ける方式で原価を低くすることにした。また、ロッテマート自身の利益率も最小化した。チョ・ジョンウク ロッテマート料理食品担当商品企画者は 「大型マートはチキン チェーン店とは異なり、チェーン本部を経ずに原料供給者と直取引することができ、産地を一元化して大量購買が可能な長所がある」と説明した。
しかし、ロッテマートのチキン販売で既存チキン業界の打撃は避けられないものと見られる。利益率まで一定部分を放棄し、材料の大量購買で価格を低くして量まで増やしながら算入するロッテマートに対し既存フランチャイズ チキン業界が価格対応することは容易でないためだ。これに対し、この日ソウル ロッテマート永登浦店前ではオーブン焼きボンスチキンとメキシカーナチキンなど10ヶ余りの中小チキン加盟店関係者と加盟店主など30人余りが集まり、ロッテマートのチキン販売を中断せよとの示威を行いもした。
キム・ソンファン記者 hwany@hani.co.kr
原文: 訳J.S