原文入力:2010-10-05午前10:52:17(843字)
4年間に 7倍以上 増加
主力産業 空洞化 憂慮
イ・ヒョンソプ記者
携帯電話・自動車・半導体・LCD等 国内4大主力産業の国外生産比重が毎年増えている。特に携帯電話の場合、国外生産比重が昨年初めて半分を越えたのに続き、今年前半期には61%まで増えたことが分かった。
4日、国会知識経済委員会ホン・イルピョ議員(ハンナラ党)が知識経済部に提出させた資料によれば、今年上半期の国外生産比重は携帯電話 61.0%、自動車 37.0%、半導体 19.6%、LCD 58.0%に達すると調査された。国内企業らが国外生産基地を大きく膨らませ始めた2000年代後半から その比重は急激に高まり始めた。携帯電話の場合、2006年 8.3%に止まっていた国外生産比重は4年間で7倍を超え増加した。自動車の場合は、2006年 20.1%から2倍近く増え、LCDも34%に大きく増えた。
国内企業らの国外生産比重は今後より一層増える可能性が高い。国内企業らが生産費が安く物流費が少ししかかからない利点を活用するため、国外生産基地を引き続き広げているためだ。特に中国とインドなど急速度で成長している新興市場には国内企業らの生産工場が集中的に建てられている。三星電子は中国とインド、ベトナム、ブラジルに国外携帯電話工場を運営しており、現代自動車は中国、インド、チェコ、米国などに生産基地を建てた。
ホン議員は「製造業が外国に生産拠点をどんどん決めるならば、製造業空洞化による副作用が憂慮される」とし 「国外進出企業のUターン、国内働き口創出企業に対するインセンティブ強化など積極的な対策が必要だ」と話した。
イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S