昨年、韓国の対米貿易黒字は14.5%減少したと集計された。しかし、ドナルド・トランプ大統領が貿易赤字を減らすために広範囲に関税を課したにもかかわらず、米国の全体的な貿易赤字の縮小幅はわずかだった。サービス収支を除いた商品収支の赤字はむしろ増加したことが明らかになった。
米国商務省が19日(現地時間)に発表した貿易統計によると、米国の韓国に対する商品収支赤字は約564億ドルとなった。これは、約660億ドルを記録した2024年に比べて14.5%減少したことになる。
米国の韓国に対する貿易赤字の縮小は、トランプ政権が課した自動車や鉄鋼などへの25~50%の品目別関税、その他の韓国製品全般への10~15%の相互関税が米国への輸出を抑制したためと解釈される。韓国の輸出先が多様化したことも影響していると分析される。
「関税戦争」の主要ターゲットとなった中国に対する米国の昨年の貿易赤字は2021億ドルで、2024年より31.6%も減少した。日本に対する貿易赤字は639億ドルで6.7%減少した。
しかし、全体的な貿易赤字の縮小規模はわずかだった。昨年、米国の商品・サービス貿易収支の赤字規模は約9010億ドルで、0.2%しか減少しなかった。特に商品収支だけを考慮すると、輸入額が輸出額を約1兆1240億ドル上回り、赤字幅が前年より2.1%拡大した。これは、関税課税によって商品収支の赤字を減らすことを目的としたトランプ政権の政策が効果を上げていないことを示していると、米国メディアは指摘している。台湾に対する赤字が98.9%、ベトナムに対する赤字が44.3%増加し、商品収支の赤字増加を引き起こした。
昨年12月の輸入急増と輸出減少により、貿易赤字が32.6%増加したことも、関税政策の効果に対する疑問を深めている。