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現代モービス、フォルクスワーゲンの電気自動車に「バッテリーシステム」供給=韓国

登録:2023-08-09 20:23 修正:2023-08-10 08:15
現代モービスのバッテリーシステム=現代モービス提供//ハンギョレ新聞社

 現代モービスがドイツのフォルクスワーゲンに電気自動車(EV)の重要部品であるバッテリーシステム(BSM)数兆ウォン分を供給する。フォルクスワーゲンの次世代EVに適用される中核となる部品で、3~4年以内に供給開始する計画だ。

 現代モービスは9日、フォルクスワーゲンとのバッテリーシステム受注契約を発表したが、具体的な受注金額は明らかにしなかった。現代モービスはスペインにあるフォルクスワーゲンの工場周辺に新規生産拠点を設け、バッテリーシステムを供給する計画だ。

 バッテリーシステムとは、バッテリーがEVで安全かつ効率的に作動できるようバッテリーパックに電装品とバッテリー管理システムを合わせた完成品をいう。大容量・高効率バッテリーシステムは、電動化車両の品質と性能を左右する重要部品に挙げられる。現代モービスはハイブリッド車やEVなど、すべてのエコカーに適用できるバッテリーシステム・ポートフォリオを保有していると明らかにした。

 現代モービスは現在、韓国、中国、チェコでバッテリーシステムの生産ラインを稼動している。米国とインドネシアにも電動化の新規拠点を構築中だ。現代モービスは「今回の大規模な電動化部品受注は、先制的な投資によるグローバル生産拠点の拡大と現地顧客専担営業組織を中心に攻撃的にマーケティングを展開したことが主な要因だった」と明らかにした。

チェ・ウリ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/1103655.html韓国語原文入力:2023-08-09 19:07
訳J.S

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