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サムスン重工業、2千億円規模の海洋プラント受注…3年ぶり

登録:2022-12-22 19:44 修正:2022-12-23 08:07
2027年8月までに完成させて引き渡し
サムスン重工業が建造した浮遊式液化天然ガス生産設備(FLNG)=サムスン重工業提供//ハンギョレ新聞社

 サムスン重工業が2兆ウォン台の海洋プラントを受注した。同社が海洋プラントを受注したのは2019年以来3年ぶり。

 サムスン重工業は22日、アジア地域の船主から海洋生産設備1基を受注したと公示した。サムスン重工業は「発注先の要請で詳細な情報の公開はできない」と明らかにした。外国メディアの報道によると、この海洋設備は浮遊式液化天然ガス生産施設(FLNG)であり、マレーシアの国営エネルギー企業ペトロナスが発注した。浮遊式液化天然ガス生産施設は、海底から抽出した天然ガスをその場で液化天然ガスにして貯蔵・荷役できる設備だ。

 契約金額は1兆9611億ウォン(約15億ドル)。サムスン重工業の2021年売上高に対し29.6%の規模で、2027年8月までに完成させて引き渡すことにした。

 今回の契約は、2019年にインドの海運会社から受注した浮遊式原油生産貯蔵・荷役設備(FPSO)以来3年ぶりに受注した海洋プロジェクトだ。浮遊式原油生産貯蔵・荷役設備は、海洋から抽出した原油をその場で精製する施設だ。

 サムスン重工業の関係者は「今回受注した海洋生産設備は、来年1月2日から着工することで契約し、2023年の受注実績として集計される予定」だと明らかにした。

アン・テホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/1072725.html韓国語原文入力:2022-12-22 14:43
訳J.S

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