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韓国の航空会社、日本行きを続々増便…「グルメ旅にぴったりの時期」

登録:2022-09-26 05:24 修正:2022-09-26 07:20
チェジュ航空、1日から仁川~東京・大阪・福岡へ1日2往復 
30日に金浦~大阪、仁川~札幌路線が運航再開…毎日1往復 
11日からの観光客ビザ免除発表後、10月の航空券予約率も大幅に上昇
チェジュ航空提供//ハンギョレ新聞社

 韓国と日本を結ぶ空の道が急速に広がりつつある。日本政府が10月11日から観光客のノービザ入国を認めることを決めるとともに、円が24年ぶりの低水準と言われるほど安くなっていることで、日本旅行の需要が急拡大していることから、各航空会社は日本の主要都市や観光地へ向かう路線の運航を先を争って増やしている。

 チェジュ航空は25日、10月1日から仁川(インチョン)~東京(成田)・大阪・福岡の各路線の運航をそれぞれ毎日2往復、釜山(プサン)~東京・大阪・福岡の各路線の運航はそれぞれ週7往復(毎日出発)に増やすことを発表した。10月30日からは、2020年3月から新型コロナウイルス拡散で中断していた金浦(キンポ)~大阪、仁川~札幌の各路線の運航もそれぞれ週7往復の日程で再開し、仁川~東京(成田)の運航も1日3往復に増やす。

 釜山発の日本への航空便も増やす。10月1日から金海(キムヘ)~東京(成田)・大阪・福岡の各路線の運航をそれぞれ週7往復(毎日)に増便する。

 チェジュ航空の関係者は「日本政府が来月11日から観光客のノービザ入国措置を実施するとともに、今月7日からは入国時に要求していたPCR検査によるコロナ陰性証明書をワクチン接種者に限って免除するなど、入国規制を緩和したことにより、先制的に日本路線の増便と再開を行うもの」と説明した。

 チェジュ航空は「日本政府による観光客のノービザ入国容認日程の発表後、航空券の予約率も急速に上昇している」と述べた。仁川~東京(成田)路線は、ワクチン接種者に限ったPCR検査による陰性証明書の免除などの入国規制緩和発表日(9月5日)現在で40%台だった10月の予約率が、観光客ビザ免除措置の発表(9月23日)後には70%台となり、30ポイント以上はね上がっている。同じ期間に、仁川~札幌路線の10月の予約率は50%台後半から90%台半ばにまで、釜山~東京(成田)路線は20%台前半から70%半ばにまで上昇している。

 航空業界の関係者は「日本は韓国と近いため旅行日程を気軽に組めるし、24年ぶりの低水準という円安で現地でかかる経費もかなり減らすことができる。ショッピングとグルメの旅を楽しむのに良い時期」とし、「航空会社同士の日本路線運航再開と増便をめぐる競争が激しい。韓日を結ぶすべての路線で予約率が高い上昇を示している」と説明した。

キム・ジェソプ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/1060021.html韓国語原文入力:2022-09-25 16:10
訳D.K

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