本文に移動
全体  > 経済

インターネット 品評‘バイト’,コメント一つ 1000ウォン

https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/403996.html

原文入力:2010-02-10午後02:59:14(1417字)
特定業者 製品 広報・誹謗のコメント上げて 金稼ぎ
専門業者まで登場…暴露すれば賠償‘覚書’

ホン・ソクチェ記者

大学生イ・某(24)氏は昨年5月アルバイトを探して耳よりな話に気持ちが傾く提案を聞いた。家で10分程度だけ投資すれば5000ウォン内外を稼ぐことができる働き口があるということだ。

イ氏のアルバイトは、あるポータルサイトの‘利用者知識共有サービス’でK結婚情報業者を賞賛するコメントをしてあげることだった。実際にコメント一つを付ける度に1000ウォンを受け取った。仕事を始める前‘回答をうまくつける方法’に関するオリエンテーションも別に受けた。イ氏はこのポータルサイトがひとりに許すID3ヶを全て申請し、これを使い回さなければならなかった。特定業者を集中広報したり誹謗して使用停止になることを防止するためだ。

イ氏はこの結婚情報業者を賞賛するために自分同様‘教育’を受けた人が7人もいたと伝えた。1000ウォンの稼ぎのために、時には‘嘘広報’もしなければならなかった。このようにして一ヶ月ほど仕事をし、15万ウォンを得た。イ氏は「仕事を辞める時、会社側に‘外部にこういう話をすれば責任を問うことができる’という覚書まで書かせられた」と話した。

実際イ氏が‘コメント アルバイト’をしたポータルサイトで‘結婚情報業者’という検索語を入力すれば、上位10件中7件がK業者に有利な内容だ。イ氏たちが組織的にコメントをした結果だ。

‘ネイバー知識人’等、インターネット ポータルサイトの利用者知識共有サービスが人気を呼び、これを悪用して偽りの情報までまき散らす‘バイラル(viral)マーケティング’が猛威をふるっている。バイラル マーケティングはインターネットユーザーらが特定企業や製品を広報する‘うわさマーケティング’の一つで、コンピュータ ウイルスのようにうわさの拡散幅が広くはやいためにこういう名前がついた。

これに伴い最近では特定業者に有利な質問とコメントを同時に付け数百万ウォン台の広報費を受け取る‘バイラル マーケティング’専門業者まで登場している。これらは競争業者に‘悪プル’(悪いコメント)を付けたり、競争業者側に 「悪質なコメントを削除する」として‘二股’をかけたりもしていると知られた。

これらは利用者知識共有サービスに上がってくる数多くの情報をいちいち検証しずらいという点を悪用している。企業等は以前に広報文を載せ利用停止にあったことのない‘きれいな’IDとIPを持ったアルバイト生を動員している。こういう現象は直接目で検証が難しい化粧品,整形,学院(塾)などの業界で盛んだと知らされた。

ホン・イルピョ参加社会研究所室長は「特定業者だけでなく政界でも問題になってきた‘コメント バイト’により、基本的な情報交換と相互コミュニケーションがわい曲される現象が広がる」として 「ポータルサイトの公信力を信じて情報を活用しようとする利用者を保護するための監視装置を強化しなければならない」と話した。

ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr

原文: 訳J.S