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起亜、英国進出31年ぶりに初の月間販売1位

登録:2022-02-10 20:16 修正:2022-02-11 06:38
起亜自動車、スポーテージ・ニロなど1万504台販売 
アウディ・フォルクスワーゲン抜く…現代自動車は9位
起亜の新型スポーテージ=起亜自動車提供//ハンギョレ新聞社

 起亜自動車が英国進出31年ぶりに初の月間販売1位を記録した。

 9日、英国自動車工業協会(SMMT)によれば、起亜は先月英国市場で合計1万504台を販売し、アウディ・フォルクスワーゲンを抜き企業別実績で1位を占めた。1991年に英国進出して以来、初の1位だ。市場占有率も過去最高の9.13%を達成した。前年同期間の6271台から67.5%増加した。アウディが8567台を販売し占有率7.44%で2位を記録し、フォルクスワーゲンは8514台を販売(占有率7.40%)し3位に上がった。5624台を販売した現代自動車は9位にとどまった。

 起亜の今回の実績は、代表SUVモデルのスポーテージとニロが牽引した。スポーテージは3458台が売れ、全体車種別の販売1位に上がった。ニロは2372台が販売され3位に名を上げた。特に、英国国内の電気自動車(EV)産業の需要が大幅に増加し、ニロEVやEV6など競争力を備えたEVを前面に出して販売拡大に拍車を加えたことが功を奏したと分析されている。

 起亜の英国法人のポール・フィルフォット最高経営者(CEO)は「先月の記録的な販売実績は、競争力ある製品を顧客に提供するために法人とディーラーネットワークが緊密に協力したので可能だった」として「昨年夏から起亜モデルに対する需要が拡大していて、今後も販売の成長傾向が続くだろう」と話した。起亜は今月初めに発売した新型スポーテージを通じて販売増を継続する計画だ。

 一方、1月の英国自動車市場販売は合計11万5087台で、前年同月比27.5%成長した。

アン・テホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/1030400.html韓国語原文入力:2022-02-10 02:36
訳J.S

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