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韓国鉄鋼大手ポスコ、2011年以降最高の業績…営業利益1500億円

登録:2021-04-13 09:01 修正:2021-04-14 11:51
//ハンギョレ新聞社

 ポスコが今年第1四半期(1~3月)、2011年の第2四半期以降、四半期ベースで最高の業績を記録したことが分かった。

 ポスコは12日、今年第1四半期の暫定業績を発表した。連結基準の売上高は15兆9969億ウォン(約1兆5500億円)で、昨年同期に比べて9.98%増えた。営業利益は120.6%増の1兆5520億ウォン(約1500億円)。直前の四半期に比べてもそれぞれ4.80%、79.76%改善された。

 今回の業績は、1兆7460億ウォン(約1700億円)の営業利益を上げた2011年第2四半期以降、最高レベルだ。ポスコの四半期営業利益が1兆5000億ウォンを超えたのは、2018年第3四半期(1兆5311億ウォン)以来初めてのこと。

 業界はコロナ禍以降、自動車など前方産業の需要が回復すると同時に、中国からの供給が減少した影響とみている。中国の鉄鋼都市である唐山市が環境規制を強化したことで、同地の鉄鋼会社は減産に入っている。中国政府が鉄鋼輸出に支援していた増置税還付制度も廃止または縮小される見通しだ。このような影響で鉄鋼販売価格は最近、堅調な上昇傾向を示している。熱延鋼板価格は今月、1トン当たり100万ウォン(約9万7千円)を超えている。

 ポスコが業績説明会(IR)前に暫定業績を公開したのは、2017年以降で初めて。第1四半期の実績説明会は今月26日に行われる。ポスコは「今年から投資家の便宜向上の一環として、四半期の実績予想値を企業説明会開催前にあらかじめ提供することにした」と説明した。

イ・ジェヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/990650.html韓国語原文入力:2021-04-13 02:47
訳C.M

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