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サムスン電子、昨年DRAMの世界シェア43.1%、モバイル機器16.2%

登録:2021-02-19 09:01 修正:2021-02-19 10:14
昨年度の法人税9500億円、昨年末の現金資産2兆8千億円
サムスン電子のロゴ//ハンギョレ新聞社

 サムスン電子が昨年のメモリーDRAM半導体の世界シェアは43.1%で、携帯電話などモバイル機器のシェアは16.2%という推定値を発表した。

 サムスン電子が3月の定期株主総会を前に公示した「議決権代理行使勧誘参考書類」の2020年の営業概要項目によると、半導体におけるDRAM製品の世界シェア(金額ベース)は2020年43.1%(自社推定値)。2019年(43.7%・「DRAMエクスチェンジ」資料)や2018年(43.9%)よりやや低くなっている。スマートフォンなどモバイル機器(HHP)の世界シェアは2020年16.2%(数量基準・自社推定値)。2019年の17.5%(「ストラテジー・アナリティクス」資料)や2018年の17.4%に比べ大幅に減少した。

 テレビ販売は2006年以後、2015年連続世界販売1位を達成した。昨年のテレビ市場におけるサムスンの世界シェアは32.3%(金額基準・自社推定値)で、2019年(30.9%、外部調査機関「オムディア」資料)や2018年(29.0%)を大きく上回った。ディスプレイ部門の場合、スマートフォンパネルの世界シェアは2020年の43.8%(金額基準・自社推定値)で、2019年(43.6%)とほぼ同じだったが、2018年(47.6%)に比べると大幅に減少した。電装部品子会社ハーマンのデジタルコクピットの世界シェアは、2020年には27.5%(数量基準・自社推定値)で、2019年の24.8%、2018年の18.8%に比べ、大幅に増加した。

 一方、サムスン電子は2020年度分の法人税(連結ベース)は9兆9372億8500万ウォン(約9500億円)で、2020年末現在の「現金・現金性資産」は29兆3825億7800万ウォン(約2兆8千億円)だと発表した。

チョ・ゲワン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/983529.html韓国語原文入力:2021-02-1902:34
訳H.J

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