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韓国バッテリーメーカー3社の世界市場シェアが軒並み上昇

登録:2020-09-02 07:57 修正:2020-09-02 13:19
3社合計35.6%
年間累積グローバル電気自動車用バッテリー使用料(単位:GWh)//ハンギョレ新聞社

今年に入り、韓国バッテリーメーカー3社の世界市場シェアが軒並み上昇した。

 1日、市場調査会社SNEリサーチが発表した年間累積電気自動車バッテリー使用量によると、去年7月までLG化学製品の使用量は13.4GWh(ギガワット/時)で1位だった。シェアは昨年より14.5ポイント上がった25.1%だ。中国CATLが23.8%でその後を追っている。韓国メーカーのうち、サムスンSDIが6.4%、SKイノベーションが4.1%でそれぞれ4位と6位を占めた。韓国メーカー3社のシェアは合わせて35.6%だった。

 月別の推移にもこれら3社の躍進が目立つ。サムスンSDIの7月のシェアは7.3%で、前月より2.8ポイント上昇した。SKイノベーションのシェアも1.2ポイント上がった4.5%だった。これら3社のシェアは38.6%で、前月より4.2ポイント高まった。SNEリサーチは、中国産テスラモデル3(LG化学)、アウディのイートロン(サムスンSDI)など、韓国メーカーのバッテリーを搭載したモデルの販売量が増加し、シェアも上昇したと分析した。

 日本のパナソニックは下落を続けている。パナソニックの年間累積シェアは18.9%で、昨年同期より3.9ポイント下がった。今年7月の月別シェアも13.0%に止まった。SNEリサーチは全世界76カ国の電気自動車の販売量を基準にバッテリーのシェアを集計する。

イ・ジェヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/960227.html韓国語原文入力:2020-09-02 02:45
訳H.J

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