世界の電気自動車バッテリー市場で韓国、中国、日本が占めるシェアは、2016年の71.2%から今年は93.8%にまで増加した。韓国製バッテリーのシェアは、2016年の9.5%から今年は34.5%にまで拡大し、今年上半期の輸出額は22億ドルに達した。
韓国貿易協会が17日に発表した報告書『韓中日バッテリー三国志』によると、2016年から2020年にかけての世界10大バッテリーメーカーの各年の上半期の出荷量を比較したところ、今年の韓中日3カ国の市場シェアは93.8%だった。2016年は71.2%、2017年は82.5%、2019年は86.6%と年々増加している。増加傾向は、韓国製バッテリーのシェア急増がけん引している。韓国製は2016年の9.5%から今年は34.5%に増加している。バッテリーメーカーのCATLを筆頭に、中国は2016年の24.7%から昨年は42.7%まで増加したが、今年(32.9%)は減少に転じた。パナソニックをはじめとする日本は、2016年は37.0%で最も多くのシェアを占めていたが、2018年(28.9%)以降減少を続け、今年は26.4%にまで落ち込んでいる。
韓国のバッテリー輸出額は、今年上半期は22億1700万ドルと、前年同期に比べ4.0%減少した。2014年から今年上半期にかけての総輸出額は、226億8600万ドルに上る。今年上半期に韓国製バッテリーを多く輸入した国は、多い順からドイツ(4億8100万ドル)、中国(2億9900万ドル)、ポーランド(2億4300万ドル)、米国(2億1600万ドル)、ベトナム(1億6500万ドル)、香港(1億3900万ドル)、日本(1億1900万ドル)。欧州地域は、炭素排出規制の強化に伴ってバッテリーの需要が増加しているが、域内の独自生産が足りず、大部分を韓中日からの輸入に頼っている。2014~2019年の欧州連合(EU)における韓中日バッテリー製品輸入額成長率(年平均)は韓国33.5%、中国34.9%、日本-1.1%。同期間の米国市場における年平均成長率は韓国30.7%、中国15.6%、日本-5.4%だった。
韓国のバッテリー製品の中国市場への輸出は、2014年は年間11億5000万ドルだったが、中国現地メーカーの生産が増えたため、昨年は5億7000万ドルにまで減った。日本市場への輸出は昨年1億8800万ドルに増加したのに続き、今年も上半期だけで1億2000万ドルに迫っている。