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サムスン電子、四半期業績最高記録の更新止まる見込み

登録:2018-12-25 06:34 修正:2018-12-25 08:23
第4四半期営業利益、前期に比べ20.5%減少 
昨年第1四半期以来初めて14兆ウォン下回る予想 
2年間の半導体「スーパー好況」が終わった影響
ソウル瑞草洞のサムスン電子社屋=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 この2年間続いた世界半導体市場の「スーパー好況」が終了したことで、サムスン電子の四半期業績最高記録の更新が止まると共に、来年上半期まで業績回復は難しいものと予測される。

 サムスン電子は来年1月8日頃、今年第4四半期の暫定業績を公示する予定だ。証券会社各社の業績見通しの平均は、売上63兆8300億ウォン(約6兆2900億円)、営業利益13兆9700億(約1兆3800億円)ウォン水準だ。四半期の営業利益が14兆ウォンを下回る場合、昨年第1四半期の9兆9000億ウォン(約9800億円)以来、7四半期ぶりとなる。昨年同期に比べて、売上は3.2%、営業利益は7.6%減となり、史上最高の業績を上げた前四半期に比べて、営業利益の減少率は20.5%に上る。特に、最近、業績見通しを発表した各証券会社では、概ね第4四半期の営業利益を13兆ウォン台前半と予測した。13兆ウォンを下回る「アーニングショック」を予測する悲観論も広まっている。

 ただし、今年の売上高全体と営業利益はそれぞれ248兆3300億ウォン(約24兆47000億円)と62兆600億ウォン(約6兆1200億円)と予想され、昨年記録した最高記録(239兆5800億ウォン、53兆6500億ウォン)を更新するものと見られている。

 悲観論の主な根拠はメモリー半導体市場の停滞だ。ここ2年間続いた長期スーパー好況が終わり、最近、DRAMとNAND型フラッシュメモリー価格がいずれも急落している。さらに、主要メモリー半導体の取引先も在庫管理に乗り出し、需要の減少傾向を示している。今年第4四半期の半導体部門の営業利益の見通しが、昨年第3四半期以来初めて10兆ウォンを下回り、50%を超えていた半導体部門の営業利益率も40%台へと下がるものと予想されている。

 関税庁が21日発表した12月1~20日の輸出動向によると、半導体品目の輸出は前年同期比9.8%減少した。月間基準で、2016年9月以来、26カ月連続で続いてきた長期増加の勢いが終わり、今月からマイナスに転じるものと予想される。今年1~11月の半導体累積輸出額は1192億ドルで、増加率は32.7%(前年同期比)に達する。半導体輸出の伸び率は8月まで毎月30~53%を記録したが、9月に26.9%、10月には21.4%に低下したのに続き、11月には10.6%まで低下した。

 このため、来年上半期までは業績回復が難しいと予測される。証券会社各社の来年第1、第2四半期の営業利益の平均見通しは、それぞれ12兆3600億ウォン(約1兆2200億円)と12兆400億ウォン(約1兆2千億円)水準だ。

チョ・ゲワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/875647.html韓国語原文入力:2018-12-24 19:34
訳H.J

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