原文入力:2009-08-27午後02:22:45
3次元カメラ・英会話ナビゲーションなど発売
デジタル機器マーケティング, 核心より付加機能を前面に出して
ク・ポングォン記者
←富士フイルムが世界最初に出したリアル3Dカメラ‘ファインピクス リアル3D W1’発売行事が26日ソウル,小公洞のロッテホテルで開かれ新製品を発表している。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
“このナビゲーションは○○機能もあります。○○にもなります~.”コメディープログラム<ギャグコンサート>‘うっかりホームショッピング’でコメディアン アン・サンテが売った製品を連想させるマーケティングが電子業界に相次いでお目見えしている。最近市中に出てくるデジタル機器は製品の核心機能より新概念付加機能を前面に出す場合が多い。
富士フイルムが26日ソウル,小公洞のロッテホテルで開いた製品発表会で出した‘3次元デジタルカメラ’が代表的な例だ。2つのセンサーとレンズで同時に撮影したイメージを合成し、専用メガネがなくとも立体感のある写真を作る‘ファインピクス リアル3D’は来月中旬に発売される予定だ。三星デジタルイメージは去る25日、デジカメ前面に別途のLCDを付けセルフ撮影オーダーメード型‘ブルーミラー’を出した。ナビゲーション業者のファインデジタルは最近、英会話学習機能を備えた‘ファインドライブIQスペシャル’を出した。これらは製品広報でもカメラとしての撮影品質や道路検索機能よりも新しく採用された付加機能側を浮上させている。
誰もが持ち歩く携帯電話は多様な付加機能の最大実験対象だ。M.P.3プレーヤー,フォンカメラなどは携帯電話の必須機能になって久しい。最近‘ヘプティク アモールレッド’を大ヒットさせた三星電子は能動型有機発光ダイオード(AMOLED)を適用した製品を3世代から2世代製品にまで拡大することにして‘見る携帯電話’に注力すると明らかにした。
三星電子が先月世界的競争が加熱している電子ブック市場にお披露目した製品も本来の読む機能より‘書く機能’が強調された‘電子手帳’用途を前面に出した。技術の発達で一つの製品に多様な機能が付加される傾向はデジタル機器分野で長年の傾向だったが、最近目を引くのは付加機能を本質機能よりさらに強調している点だ。これは技術力に基づいた強者が支配する市場に対し、後発走者がしばしば使うマーケティング戦略だ。実際に三星・LG電子などはヨーロッパや北米携帯電話市場で多様なコンバージェンス機能の製品でノキア・モトローラなどグローバル企業が支配した市場に成功的に進出した。業者間技術力の差が減ることにより機能よりは優れたデザインやコンテンツ差別化が競争要素になっている。不必要な機能をなくし必須機能中心で価格を大幅に安くしたネットブックなどもコンバージェンス傾向の中での成功アイテムだ。
ハン・ヨンスLG経済研究院研究委員は「携帯電話の場合、世界市場で機能競争はこれ以上は主流でない」として「アイフォンとエプストアのようにデザインやソフトウェア等を通した差別的サービスを経験させてくれる使用者経験の差別化が主な競争要素になっている」と話した。
ク・ポングォン記者starry9@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/373390.html 訳J.S