登録 : 2017.01.02 00:48 修正 : 2017.01.02 11:58

2016年輸出は前年比5.9%減の4955億ドル 
2年連続の減少は1957~58年以来初めて 
6年ぶりに5千億ドル以下…貿易額は2014年より1969億ドル減少 
今年の環境も不透明…貿易収支黒字減少の見通し続く

最近の輸出入動向(単位:ドル)=資料:貿易協会//ハンギョレ新聞社
 世界的な需要不振と供給過剰の中で、造船業やスマートフォンの輸出が打撃を受け、韓国の2016年の輸出額が2015年に続いて2年連続で減少した。保護貿易主義強化の可能性などで今年の輸出環境も良くないという見通しが続く。

 産業通商資源部は2016年の輸出額が前年比5.9%減少した4955億ドル(約58兆円)で、2015年(-8%)に続いて2年連続で減少したと1日明らかにした。輸入は前年比7.1%減少した4057億ドル(約47兆円)で、貿易収支の黒字幅は898億ドル(約1兆円)で、前年(903億ドル)に比べ0.5%減少した。産業部は「2016年の輸出は世界貿易の鈍化、主力品目の単価下落、自動車業界でのストライキおよび新型スマートフォンの販売中止などにより減少した」と説明した。輸出が2年連続で減ったのは1957~58年以来58年ぶりだ。また、輸出額が5000億ドル以下に落ちたのは2010年以来6年ぶりだ。

 輸出と輸入を合計した貿易規模は9012億ドル(約105兆円)であり、9000億ドルをかろうじて超えた。韓国の貿易規模は2011年に初めて突破した1兆ドル規模を4年間維持してきた。史上最大を記録した2014年(1兆981億ドル)に比べると、昨年の韓国の貿易規模は2000億ドル近く減少(1969億ドル)した。

 産業部は昨年末に輸出が回復傾向を示した点は肯定的だと評価した。先月の輸出は451億ドルで前年同期比6.4%増加した。一般機械、石油化学、自動車が回復傾向を牽引した。月別輸出は9月-5.9%、10月-3.2%だったが、11月に2.5%増に反転した後、2カ月連続で増加した。

 ただし、昨年末の回復傾向がどれだけ続くかは断言し難いという分析が出ている。産業研究院は最近の報告書で「2017年には貿易量の増加が予測されるが、保護貿易主義の強化、対外環境の不安など否定的な要因が常に存在する」とし、「輸出は増加傾向に転じるであろうが、非常に緩慢な流れが予想されるなど、貿易収支は前年より小幅減少した黒字が続く見通し」と明らかにした。韓国貿易協会も昨年11月に出した報告書で「輸出は2017年に増加傾向に転じると期待」するとしながらも、「保護貿易主義の拡散、過剰供給など不安要因も少なくない状況」と明らかにした。貿易協会は2017年の輸出入に影響を及ぼす環境要因として、世界的な低成長▽ブレグジットなど不確実性▽保護貿易主義の拡散を挙げた。貿易協会などは輸出の増加傾向が低いなか、原油価格の上昇などで輸入の増加傾向は一層険しくなると予想している。したがって貿易収支の黒字幅は減少すると見通している。

 両機関いずれも半導体、情報通信機器、精油化学、一般機械は輸出が好調を示すと見通している。一方、注残が急減した造船業と、世界的な過剰供給に陥っている鉄鋼輸出は振るわないと見通した。

コ・ナム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-01-01 19:18
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/776871.html 訳M.C(1507字)

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