登録 : 2016.12.21 22:47 修正 : 2016.12.22 06:57

着工から48カ月で完工 
世界初、複層海底トンネル5.4キロメートル施工 
イスタンブールの交通渋滞、画期的に改善

ボスポラス海峡の海底を貫く5.4キロメートルの複層ユーラシア海底トンネル=資料写真//ハンギョレ新聞社
 ヨーロッパとアジアを結ぶ超大型海底トンネルが韓国の建設会社の先進技術力で完工した。SK建設がトルコのボスポラス海峡に施工した「ユーラシア海底トンネル」がそれで、水深100メートル下の地中を突き抜ける高難度工事だが、工期を3カ月短縮して、世界の建設業系を驚かせたと評価されている。

 SK建設は20日(現地時間)、トルコの首都イスタンブールでアジアとヨーロッパ大陸を分けるボスポラス海峡の海底を貫く5.4キロメートルの複層ユーラシア海底トンネルを開通したと明らかにした。この日の開通式にはトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と、チェ・グァンチョルSK建設社長、チョ・ユンス駐トルコ韓国大使など両国の政府および事業関係者が参加した。

 ヨーロッパとアジアを結ぶ自動車専用複層トンネルとしては初めてのユーラシア海底トンネルは、陸地の接続道路まで含めれば合計14.6キロメートルで、事業費12億4000万ドルが投じられた。今回の工事には断面の直径13.7メートル、全長120メートルに達する世界最大のトンネルボーリングマシン(TBM)が投入され、一日平均25トントラック100台分の土砂を海底から吸い上げ、7メートルずつ掘り進んでトンネルを竣工したと会社側は説明した。ユーラシアトンネルの開通により、世界の古都であり観光名所のイスタンブールの悪名高い交通渋滞は画期的に改善される見込みだ。一日12万台の車両がトンネルを利用してボスポラス海峡を通過する予定だが、通過にかかる時間は現在の100分から15分に短縮される。

2014年4月19日(現地時間)、トルコのイスタンブール現地で開かれたユーラシア海底トンネル着工式でソ・ソクチェSK建設専務(右端)とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン総理(2番目)が記念写真を撮影している=SK建設提供//ハンギョレ新聞社

 2013年1月に着工し、予定工期より3カ月操り上げて48カ月で開通したSK建設は、建設・運営・譲渡(BOT)契約により2041年までメンテナンスと施設運営を引き受けることになる。チェ・グァンチョルSK建設社長は「ユーラシア海底トンネルは、これまで韓国の建設業者が集中してきたEPC(設計-調達-施工)方式から一歩踏み出した高収益開発型事業だ。今後もユーラシア海底トンネルのような成功事例を作り続ける」と話した。

チェ・ジョンフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-12-21 17:31
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/775554.html 訳J.S(1075字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue