登録 : 2016.12.01 22:46 修正 : 2016.12.02 06:40

1日、自主開発ウェブブラウザ「WHALE」試験サービス 
グーグル「chrome」攻略…「一つの窓ですべての作業」 
翻訳・検索に続きウェブブラウザ市場でも勝負 
ネイバー「グローバル事業者に跳躍しようとすれば衝突は不可避」

NAVERの自主開発ブラウザ「WHALE」の試験サービス開始案内画面//ハンギョレ新聞社
 ネイバーが今度はウェブブラウザでグーグルに挑戦状を突きつけた。韓国のインターネット検索市場を巡りグーグルと争ってきたネイバーは、8月には人工知能(AI)技術基盤のオンライン翻訳サービス「papago」で「グーグル翻訳」に勝負を仕掛けた。

 ネイバーは1日、ウェブブラウザ「WHALE」の試験サービスを開始した。試験サービスは、事前に先着順で申請を受け付けたネチズン約1万5千人にテスト版を供給し試用を開始した。ネイバーは「利用者の反応を反映させ完成度を高める過程を経て、早ければ来年下半期頃にすべてのネチズンが使えるようにする予定だ。ネイバーは、日常生活とインターネット利用を一層密接にして、生活の中でのインターネット利用の利便性を最大化することに力点を置いて開発した」と説明した。

 ネイバーは来年3月、子会社に分離する予定の研究開発組織「ネイバーラボ」を通じて5年前から「WHALE」を開発してきた。ネイバーは「一つの窓ですべての作業ができるように設計した。グーグルの「chrome」やマイクロソフトの「i.e」のような既存のウェブブラウザとは異なる経験をすることになるだろう」と説明した。

 「WHALE」は画面を分離して検索エンジン窓と検索結果窓を同時に見ることができるようにする。ポップアップを別画面で表示させ、ポップアップが画面を隠し、動かしたり閉じたりして見なければならない不便も解消した。また、検索結果に含まれた特定単語を選択(ドラッグ)すれば、その単語を検索語にした検索が実行される。URL窓にURLの代わりに検索語を入力してもかまわない。

 「WHALE」はインターネット利用時に必要なツールもほとんど備えている。英語・中国語・日本語などの文書は、すぐに「papago」を活用してハングルに翻訳し、写真の中の文字を翻訳したり、画面をキャプチャーする機能も備わっている。

 業界では「ネチズンをより長く居続けさせ、広告収益を最大化すると同時にネチズンの利用形態を分析しサービスを精巧化する戦略」と分析する。

 「WHALE」の登場でネイバーとグーグルの競争はウェブブラウザ市場に広がることになった。今後は自動運転サービスや人工知能秘書分野などでも衝突するものと見られる。ネイバーもグーグルも、こうした分野を新成長動力に選び、投資を強化しているためだ。ネイバーとグーグルはこれまで検索や地図で真っ向勝負をしてきたが、韓国市場ではネイバーが圧勝してきた。今年6月末現在、ネイバーの韓国国内ウェブ検索占有率は74.4%であり、グーグルは6.5%に終わった。ネイバーはまた、グーグルの精密地図データの国外搬出を阻止する先頭に立ち、反グーグル情緒が強いヨーロッパを海外進出最適地に挙げて投資を強化している。ネイバー関係者は「LINEの上場を契機にグローバル事業者に跳躍しようとすれば、自然に多国籍事業者らと衝突することになるだけで、別にグーグルを狙っているわけではない」と話した。

 グーグルコリアは29日、記者懇談会を開いて「神経網機械翻訳技術を活用してグーグル翻訳の正確性を大幅に高めた」と強調し、ネイバーを牽制した。

キム・ジェソプ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-12-01 14:37
http://www.hani.co.kr/arti/economy/it/772798.html 訳J.S(1564字)

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