登録 : 2016.02.18 08:39 修正 : 2016.02.18 09:07

現代車グループ新社屋の鳥瞰図=現代車グループ提供//ハンギョレ新聞社

104・105階を市民に有料開放
ソウル市との事前交渉を完了
国際機関誘致空間などを含む
公共寄与金は1兆7491億に

 ソウル江南区三成洞の旧韓国電力敷地に105階・高さ553メートルの現代自動車グループの社屋ビルが2021年に建設される。ビルの最上階には展望台が設置され、一般に公開される。

 現代車グループは、ソウル一等地で容積率を法定最大値まで引き上げ、第2ロッテワールド(555メートル)に続き国内で2番目に高い超高層ビルを建てる。ソウル東南圏のランドマークとして定着するものとみられる。

 現代車との事前交渉を終えたソウル市は、現代自動車ビルの本格的な開発の手続きに着手すると、17日明らかにした。敷地は現在、3種一般住居地域で、超高層ビルを建設するためには一般商業地域に用途地域を上方修正する都市計画の変更が必要だ。事前交渉は、都市計画を変える条件で民間から受ける公共寄与の総量を定める制度だ。民間は公共性を帯びる建設計画などを通じて公共寄与を一部代替できるため、事前交渉が終われば、建設計画の輪郭も一部明らかになる。市は、現代車の提案書を受けた昨年6月から事前交渉を続けてきた。

 事前交渉結果により、現代自動車グループは52の系列会社1万3000人が勤務することになる「現代車グループグローバルビジネスセンター」を造成する予定だ。商業地域で可能な最大値(800%)に迫る容積率799.13%を適用し、7万9342平方メートル規模の敷地に地上と地下空間を合わせ延べ面積92万8887平方メートル規模で計画された。建ぺい率は48.54%が適用された。センターは、グループ統合の社屋として使うことになる105階の高さのメインタワー(延べ面積56万611平方メートル)と展示・コンベンション施設(5万251平方メートル)、公演場(2万9850平方メートル)、ホテル(5万7496平方メートル)、販売施設(8万6818平方メートル)の6つの建物で構成される。

現代車グループ新社屋の鳥瞰図=現代車グループ提供//ハンギョレ新聞社

 超高層のメインタワー最上部の2階(104~105階)に展望台を作り、市民に開放することにした。利用料金はまだ決まっていない。ジン・ヒソン・ソウル市都市再生本部長は「無料で開放するのは難しく、多くの市民が利用できる合理的な料金を決める。必要であればソウル市と決めるようにしている」と話した。

 専用面積1万5000平方メートルの展示場が入り、国際水準の公演場やコンベンション施設が設けられ、コエックスから蚕室(チャムシル)運動場へと続く「マイスクラスター」の中枢的な役割を果たすことになる。1800席規模の大劇場とクラシック専用の600席規模のチェンバーホールを備えた公演会場も建設される。国際機関を誘致できる空間(専用面積3000平方メートル)も造成し、地域のコンセプトである国際交流複合地区に貢献させることにした。エコビルの認証となるリード(LEED)の「ゴールド」以上の基準を達成し、生態面率を35%以上に合わせる計画も盛り込んでいる。

 市は施設計画が十分に公共性を満たすものと判断し、公共寄与の総量を減らした。土地鑑定評価額5兆3800億ウォン(約5028億円)から、用途地域変更による公共寄与率の36.75%を適用した1兆9800億ウォン(約1850億円)のうち、公共寄与として認めた施設の換算額(2309億ウォン=約215億円)を除く1兆7491億ウォン(約1634億円)が、現代自動車グループが市に提供しなければならない公共寄与の総額として確定された。公共寄与金は、永東通りの地下化など、同敷地が含まれる国際交流複合施設地区単位計画区域の基盤施設の拡充に使用される予定だ。

 今後、現代車グループが事前交渉内容を反映した「地区単位計画の住民提案書」を提出すれば、市は関連部署と機関の協議、住民供覧や都市・建築共同委員会の審議を経て、細部の開発計画を決定することになる。その後、地区単位計画決定、首都圏整備審議(2~6月)、環境・交通影響評価、建築審議・許可(7月)などの手続きを経て、来年上半期中に着工が行われる見通しだ。

ウム・ソンウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-02-17 22:36

http://www.hani.co.kr/arti/society/area/730758.html訳Y.B

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