登録 : 2015.09.15 23:48 修正 : 2015.09.16 07:09

 米連準会議控えて市場不安
 今月に入り売りは鈍化
 長期投資資金まで離脱する憂慮も  

個人投資家が携帯電話で株価を見ている//ハンギョレ新聞社
 8月5日以後、1カ月以上にわたり連続で韓国株式市場から外国系資金の離脱が続いている。 グローバル金融危機以来、最長の連続売り越しだ。 市場では9月に入り売りが鈍化していることに注目しながらも、長期投資の外国人資金までが離脱するおそれがあるという憂慮も出ている。

 外国人投資家は8月5日から今月15日まで、有価証券市場で一日の例外も無く株式を売り越している。株式市場が開場日基準で29日連続の売り越しだ。 この期間に有価証券市場で外国人が売り越した金額は5兆5436億ウォン(1円=約10ウォン)に達する。コスダック市場でも同じ期間に3279億ウォン分を売り越した。この期間にコスピ指数は8月5日の2029.76から9月15日には1937.56へ4.5%下落した。

 外国人が韓国証券市場からの離脱を始めたのは、6月に中国株式市場が下落してからだ。 15日、金融監督院が集計した資料によれば外国人投資家は6月に3890億ウォン、7月に2兆2610億ウォン、8月に3兆9440億ウォン分を株式市場で売り越した。 今月に入っても15日までに証券市場から外国人資金1兆5千億ウォン程度が抜け出た。

 韓国証券市場だけで資金が抜け出たわけではない。 中国の景気鈍化憂慮と米国の金利引上不確実性のために市場が動揺する間に、相対的に安全性が劣る資産である新興国の証券市場全般から外国人資金が離脱した。 未来アセット証券とブルームバーグによれば、8月24日から9月10日までに韓国証券市場から28億5300万ドル、インド証券市場から28億1900万ドル、タイ証券市場から6億1100万ドルなど、アジアの証券市場全般から外国人資金が抜け出た。

 専門家たちは売り越しの連続期間は長いが、規模から見ればまだ外国人の売り越しが“正常”範囲にあると見ている。米国の金利の行方が決定される今月16~17日(現地時間基準)の米国連邦市場公開委員会(FOMC)会議を控えて市場不安が最大化された状況である上に、8月末には一日で7000億ウォン台に達するほど強かった売り越し傾向が、今月に入って緩和されたことは事実だ。 ソ・ミョンチャン・キウム証券研究員は「米連準会議で市場の不確実性は解消される」としながら「金利が引き上げられる場合、短期的には売り傾向が続くだろうが、年末まで見れば新興国間の差別化の流れが現れ、相対的に安全な韓国には資金が再び流入するだろう」と展望した。

 今回の売り越し局面がさらに続く場合、長期投資資金までが離脱する可能性があるという憂慮も出ている。 金融監督院によれば、買い越しを維持してきた米国系投資家が8月には5675億ウォンの売り越しに転換した。 キム・ドヒョンサムスン証券研究員は「これまで韓国を長期投資対象として見てきた米国系やアジア系の資金が抜け出るならば、注意深く見る必要がある。すでに最近一カ月(8月18日~9月14日)間の累積売り越しが4兆5000億ウォンに達しており、売るだけ売ったのに売り越しが続くのは問題」として「対外不確実性が改善され、外国人が再び入ってくる時に市場に攻撃的に参加しても遅くない」と助言した。

キム・ヒョジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-09-15 20:38
http://www.hani.co.kr/arti/economy/stock/709037.html 訳J.S(1497字)

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