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韓国移動通信3社のMWCでの武器は「5G」と「IoT」

登録:2015-02-22 22:35 修正:2015-02-23 08:02
来月2日 モバイル ワールド コングレス(MWC)開幕…
サムスンは開幕前日にギャラクシーS6を初公開
昨年スペインのバルセロナで開かれたモバイル・ワールド・コングレス(MWC)。全世界のモバイル機器および移動通信企業は世界最大のこのモバイル展示会に新製品と新技術を大挙リリースする場として活用している。資料写真//ハンギョレ新聞.

 一週間後に迫った世界最大のモバイル展示会“モバイル ワールド コングレス”(MWC)で、韓国の移動通信企業が5世代移動通信(5G)技術を一斉に披露する。

 SKTは国内移動通信社として唯一600平方メートル規模の単独展示館を用意し、「革新の新世界への旅行」というテーマで5Gネットワークと結合したモノのインターネット(IoT)、位置情報サービス、インテリジェンスなど多様なサービス プラットホームを公開する。 スマートフォンと連動するウェアラブル機器のスマートバンド、難聴補助機能を備えたイヤーセットのスマートヒヤリングエイドなど、日常の中のモノのインターネット機器“ライフウェア”も公開される。SKTは自社ブース内に中小企業専用展示空間も用意し、大田(テジョン)創造経済革新センター入居企業と創業支援プログラムであるブラボーリスタート参加企業などの海外進出を支援する計画だ。

 KTは「5G時代のライフ イノベーション」というテーマで展示館を準備している。10ギガ インターネット、公演会場や都心のような無線トラフィック密集地域とセル境界地域でもシームレスなネットワーク サービスを提供する次世代無線ネットワーク技術、既存の無線インターネット(WIFI)周波数帯域をLTEで活用する技術、9個の周波数帯域をまとめて1Gbpsの速度を実現する“9バンドCA”等、5Gの基盤となる新技術を公開する。 また、最高7.55Gbpsの速度でスマートフォンどうしが超大容量のホログラム映像送・受信を試演し、5G基盤ネットワークがもたらす実生活の変化も披露する。

 LGU+はLG電子とともに台所、居間、書斎、ドレスルームなどを備えた家庭空間を整え、多様なモノのインターネット機器と音声で家電を制御できるIoTソリューションのホームマネジャーを披露する。

 サムスン電子はモバイル ワールド コングレスの開幕前日にバルセロナで公開する予定の次期戦略スマートフォン「ギャラクシーS6」のティーザー動画を最近ツイッターを通じて公開した。 サムスン電子は動画で、カメラの性能とアプリケーション プロセッサ(AP)の速度、メタル素材のデザインを強調した。

 市場調査企業ストラテジー アナリティックス(SA)は22日、モバイル ワールド コングレスの観戦ポイントとして「ハイエンド(最高仕様)製品のうち断然サムスンのギャラクシーS6とS6エッジモデルが主人公になるだろう」と展望した。今年のモバイル ワールド コングレスは来月2日から四日間“革新の最前線”(Edge of Innovation)というテーマでスペインのバルセロナで開かれる。 通信に関連した世界の約1900社が展示または各種のカンファレンスに参加する予定だ。

ユ・シンジェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/679187.html 韓国語原文入力:2015/02/22 20:16
訳J.S(1353字)

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