原文入力:2009-04-18午前01:47:19
2年4ヶ月ぶりに7ヶ所全て上昇…1週間に5千万ウォン急騰したところも
“不動産市場 急速過熱…規制緩和 慎重に”
ホ・ジョンシク記者
住宅価格が尋常ではない。ソウル 江南再建築アパートから始まった住宅価格上昇の勢いがソウル 江南・瑞草・松坡・陽川,京畿・盆唐・龍仁・坪村など ‘バブルセブン’ 全地域に広がった。バブルセブンの全地域が揃って騰勢を示したのは、不動産投機が猛威を振るった2006年12月以後2年4ヶ月ぶり初めてだ。
17日不動産情報業者スピードバンクの調査結果によれば、去る11~17日間ソウルと首都圏アパート売買価格はソウル(0.15%),新都市(0.06%),京畿地域(0.09%)等すべて上がった。再建築アパートの場合、ソウルが0.56%上がり一週間前(0.66%)より上昇幅が若干鈍化したものの相変らず上昇勢が激しい。
ソウルの住宅価格動向を区別に見れば、江東区(1.29%)が最も大きく上がり、江南(0.43%),松坡(0.38%),瑞草(0.35%),陽川(0.26%)等が後に続き、相変らず江南圏が価格上昇を主導した。また江北区が0.09%の上昇率を記録するなど、この間、弱横這い圏に留まっていた江北住宅価格も上昇に転じた。
首都圏新都市は先週(0.02%)より上げ幅が大きくなった。地域別には京畿,坪村新都市(0.30%)が今年に入り初めて上昇勢を記録した。 盆唐新都市の騰勢も相変わらずだ。一山新都市がある高陽市も今年に入り初めての上昇勢を記録し、龍仁市もクガル駅勢圏開発期待感などが重なり騰勢を持続した。果川(0.74%)は再建築強気に助けられ京畿地域で最も著しい上昇勢を見せた。
国民銀行不動産研究チーム ナ・チャヌィ選任研究員は住居価格騰勢が首都圏全体に広がる理由を「低金利に政府の不動産規制緩和がかみ合わさって不動資金が入ってきているため」と分析した。特に投資目的の需要を狙った再建築アパートの言い値上昇勢が恐ろしい。ソウル旧盤浦住公再建築アパート105㎡(32坪型)の言い値は12億5千万~15億5千万ウォンで1週で5千万ウォンも急騰した。江南区,開浦洞住公4団地49㎡(15坪型)は4千万ウォン高い9億8千万~10億ウォン水準で5週連続の騰勢だ。再建築アパートの言い値上昇に刺激され、江南地域の中・大型一般アパートも騰勢に加勢し江南区,狎鴎亭洞,旧現代1次142㎡(43坪型)は1週間に5千万ウォン騰がり16億~18億ウォン水準で売り物が出ている。
パク・ウォンガプ スピードバンク副社長は「江南をはじめとしてバブルセブン地域は投機需要が常にある所」として「不動産市場が短期間に過熱されているだけに無条件に規制を緩和するのでなく弾力的な対応が必要だ」と話した。
ホ・ジョンシク選任記者jongs@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/property/350323.html 訳J.S