原文入力:2009-04-14午後09:55:00
オーストラリア ホールデン・トヨタなど破産説 広がる
国内 3~4業者に再編計画に企業ら ‘触覚’
イ・ヒョンソプ記者
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全世界自動車業界の構造調整が秒読みに入った。景気萎縮が短時間には回復しないと展望され、限界状況で政府の支援金などにより延命してきた企業らが次から次へ整理されるという外信報道が相次いでいる。国内でも知識経済部が完成車業者を3~4ヶ業者に再編する構造調整を推進しているという内容の報告書が公開された。
<ニューヨークタイムズ>は12日(現地時間)米国財務部がGM側に来る6月1日までに破産保護申請を準備することを指示したと報道した。この準備作業は迅速な‘外科手術式’破産を準備しようとするものだとこの新聞は伝えた。現在GM処理の最も有力なシナリオは、GMが破産を申請した直後に新しい企業を作りGMの優良資産を取得し不良資産は残存法人に残す方法でゆっくり清算されるようにする方案だ。
すでにGMも自助計画を通じ北米ブランドではキャディラック,シボレー,GMC,ビュイックなど4ブランドのみ残し、残りは処分する計画として分離方針を明らかにした。GMはまだこの報道に対して何の反応も見せずにいる。GM大宇やオペル,ホールデンなどGMの国外所有ブランドの場合は明確な方針が発表されはしていないが、該当国家の支援方案に寄り添うほかはない状況だ。
こういう状況で、オーストラリアのGM所有ブランドであるホールデンが破産するという主張が14日現地言論を通じて出された。有力自動車売買専門紙<トゲンドゥレモンガイド>はこの日「ホールデンをはじめとしてオーストラリア フォードとオーストラリア トヨタも破産を免れないだろう」と伝えた。
この雑誌はホールデンが来月4日からアデレード生産ラインの自動車生産台数を現在の半分水準に減らすことにして事実上破産の道に入り込んでいると報道した。
一方、国内でも知識経済部が自動車,造船,化学,鉄鋼など10ヶの国内代表業種に対する構造調整方案を検討し、国内5ヶ完成車業者中3~4社だけ集中的に育成するという案を検討していることが分かり、波紋を呼んでいる。集中育成対象から除外された業者は自然に政府の支援を受けることができず市場から淘汰される可能性が大きいためだ。現在企業回復手続き(旧法定管理)に入っている双龍車などは政府の‘決断’なしには生存を公言しにくい。知識経済部関係者は「政府が自動車産業を強制的に再編するということではない」としながらも、構造調整の必要性を否認することはなかった。
ヒョン・ヨンソク漢南大経営学科教授は「80年代以後、規模が大きくなければ生き残ることができないという神話が自動車業界を支配して買収合併に注力した企業が現在問題が生じている」として「図体がどれほど大きくても競争力がなければ淘汰されるほかはないということを現在状況がよく示しており、当分世界自動車業界は秩序再編の荒波にまきこまれるほかはない」と話した。
イ・ヒョンソプ記者sublee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/349808.html 訳J.S