大型マートと企業型スーパーマーケット(SSM)に押されてますます萎縮しているソウルの伝統市場商人たちが、経営現代化と施設改善、持続的な広報が必要だとし声を上げた。
チン・ビョンホ会長をはじめとするソウル商人連合会幹部とキム・ジョンアン ソウル市伝統商人名誉副市長など10人余りは28日ソウル市庁新庁舎でパク・ウォンスン市長をはじめとする市の幹部陣との懇談会でこのように明らかにした。 パク市長はこの席で‘伝統市場振興センター’設立を検討すると明らかにした。
チン会長は「現代化した施設が古くなったところでは6~7年経っている。補修問題が至急必要で伝統市場の施設補修を専門担当するサービスチームがなければならない」と建議した。 また「束草市(ソクチョシ)を見れば、市の担当職員が最初から伝統市場で仕事をしている。 ソウルは伝統市場が328ヶ、従事者だけで13万人もいるのに専門担当部署がない。 小商工人と伝統市場政策を分離しなければならない」と指摘した。
ソウル市の伝統商人名誉副市長であるキム・ジョンアン全国流通商人連合会長は「2006年以後、政府がアーケード・駐車場など施設現代化を支援したが、市民の認識変化に明確な差を持たらせなかった。 施設だけに没頭して経営現代化に対する支援が不足していた」と評価した。 合わせて「高齢商人の保守的思考で20~30代の購買階層流入に困難を経験している。 持続的に偏見を打破する広報方案が必要だ」と強調した。
パク市長はこれと関連して「伝統市場政策だけに注力する別途の部署として‘伝統市場振興センター’設立を検討しなさい」と即席で注文した。 続けて「本格的な伝統市場復活プロジェクトを準備中だ。 伝統市場に‘現場市長室’を運営するなど、総力をつくして伝統市場を変える」と強調した。
パク・キヨン記者