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ファミリーマート、新しい看板‘CU’懸けて一人立ち

原文入力:2012/06/18 20:25(1514字)

←国内コンビニエンスストア1位のファミリーマートが18日午前ソウル、小公洞(ソゴンドン)ウェスティン朝鮮ホテルで22年ぶりにブランドを‘CU’独自ブランドに変え、経営宣言記者懇談会を開いた。 BGFリテール(旧 普光ファミリーマート)パク・ジェグ副社長、ホン・ソクチョ会長、ペク・チョンギ社長、イ・ゴンジュン専務(左から)が祝いの拍手をしている。 ニューシス

22年ぶりに独自ブランドに変更
"2020年 売上 10兆ウォン台 目標"

国内コンビニエンスストア1位業者であるファミリーマートの商号が‘CU’に変わる。 日本ファミリーマートとのライセンス契約を通じて22年間維持してきた商号をオリジナルブランドに変えるわけだ。

 ホン・ソクチョBGFリテール(旧 普光ファミリーマート)会長は18日ソウル ウェスティン朝鮮ホテルで記者懇談会を開き「今や筆頭コンビニエンスストアに成長した結実をもって、私たちのアイデンティティを表現するブランドを持たなければならない時だと考えた」として「単に看板を変えるのではなく、21世紀韓国型コンビニエンスストア モデルを作る出発点」と明らかにした。 普光ファミリーマートはオリジナルブランドへの転換に先立ち、去る8日に社名もBGFリテールに変更した。

 全国のファミリーマート店舗は8月1日から10月まで順次看板を交替する。これにともなう費用は本社が全額負担することにした。 新しいブランド CUは‘CVS(Convenience Store) for You’(あなたのためのコンビニエンスストア)の略字で、顧客と加盟店のための新しいコンビニエンスストアを作るという意志を込めたとBGFリテールは説明した。

 BGFリテールは1990年10月ソウル、可楽洞(カラクトン)にファミリーマート1号店を開き、現在は店舗数7281店舗、売上額2兆6000億ウォン台の業界1位に成長した。 ファミリーマートというなじんだ商号の代わりにオリジナルブランドを選択したのは一人立ちを通じて更に一段階跳躍するためだ。 イ・ゴンジュンBGFリテール専務は 「日本とのライセンス契約に縛られていて自律経営に難しい点があったし、ブランド効果を韓国企業の資産にしなければならないという要求も市場と職員、加盟店主から出てきた」とその背景を説明した。 ただし、日本ファミリーマートとは戦略的パートナー関係を今後も維持することにした。

 BGFリテールは社名とブランド変更を契機に3大主力事業群である小売流通-物流、食品製造-外食、情報-生活サービス分野の競争力強化に集中して、2020年には売上10兆ウォン台の総合流通サービス会社へ跳躍するという目標を立てた。 ホン会長は「まず新しいブランドの定着に全力を傾け、海外進出も地道に行っていく」と強調した。

 一方、ホン会長はこの日の懇談会を通じて、2007年就任以後5年目にして初めて公式の席上に出た。 彼は1981年ソウル地検検事に始まり、仁川(インチョン)地検長を経て光州高検長を最後に検察を離れた後、自身が最大株主(持分32%)の普光ファミリーマートの経営に参加した。 ホン会長はイ・ゴンヒ 三星(サムスン)電子会長の夫人ホン・ラヒ氏とホン・ソッヒョン中央日報会長の弟だ。

キム・スホン記者 minerva@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/538404.html 訳J.S