原文入力:2012/01/27 20:54(1009字)
キム・ギョンナク記者、パク・ヒョン記者
ホテル新羅に続き‘オジェン’撤収
ロッテは熟慮中…新世界は持ちこたえ
現代車グループがベーカリーカフェ事業から完全撤収する。最近火が点いた財閥2～3世の相次ぐ外食事業進出にともなう論難が拡大したことに伴う決定だ。
現代車グループは27日、系列会社ヘビチホテル アンド リゾートが運営してきたベーカリーカフェ‘オジェン’営業から手を切ると明らかにした。 現代車グループは "オジェンはのりまきやサンドイッチなどを販売する社内売店的性格の便宜施設として運営されてきたが、誤解の素地をなくすため、このように決めた」と付け加えた。 この間、現代車グループはオジェンが社員福祉を目的として運営されている上に、製パン施設も備えていないという点を挙げて一部グループの財閥3世が運営するベーカリーカフェとは性格が違うと主張してきたが、製パン業界の一部では出店など追加的な事業拡張を警戒してきた。現代車関係者は「本社社屋の売場は本社直営の非営利職員休憩空間として、済州(チェジュ)ヘビチホテル内の売店はホテル顧客ラウンジとして運営されることになる」と話した。
三星(サムスン)グループの系列会社であるホテル新羅が去る26日ベーカリーカフェ‘アティジェ’事業撤収を発表したのに続き、現代車グループもこれに加わりロッテと新世界など他の財閥の決定が注目されている。 ロッテ関係者は 「(事業撤収を)熟慮中だが提携会社との契約問題などが関わっている」と話した。 反面、新世界側は「路地裏商圏侵害とは関係ない」として、撤収計画検討もしていない。ロッテグループはシン・ギョクホ総括会長の孫娘でありシン・ヨンジャ ロッテショッピング社長の娘であるチャン・ソンユン氏が、デパート売場内にパン屋‘フォーション’を、新世界はイ・ミョンヒ会長の娘であるチョン・ユギョン副社長が‘ダロワイヨ(dalloyau)’と‘デイエンドデイ(day&day)’をデパートとイーマート売場などで運営している。
キム・ギョンナク、パク・ヒョン記者 sp96＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
