原文入力:2012/01/21 23:47(1316字)
LTEサービス加入者数が昨年末基準で100万人を超えた。これに伴い、通信3社は4世代(4G)移動通信ロングタームエボリューション(LTE)広告に血眼だ。 加入者誘致競争が激化する中で、LTEフォン購入の適期はいつであろうか。
通信3社、スマートフォン メーカーなど業界関係者によれば端末選択の幅が広くなり、通信3社のLTE全国網構築が完了する来る4月以後が適期に挙げられている。
KTは今月、スマートフォン3種、タブレットPC1種など計4種のLTE専用端末を発売した。 上半期中に5種を追加で出す予定だ。
LGU+は今年スマートフォン1種、ギャラクシーパッド1種をLTE専用端末として出した。 今年は昨年リリースした端末種全体の80%ほどをLTE専用端末として発売する計画だ。 昨年20種余りの端末を出したことを勘案すればまだ10種余りが発売待機中であるわけだ。
LGU+関係者は「発売時期は未定だが全国網構築が完了した以後、LTE専用端末がさらに多く発売されるだろう」と予測した。
SKTは今年LTE専用端末を1種も発売していない。 しかし端末需給の時期や物量で他社に比べ遅れはとらないものと見られる。 通信3社中、加入者数でトップを走っている上に年間15~20種余りの端末を発売してきたためだ。 さらに端末需給はLTEサービス競争力の重要な要素だ。
スマートフォン メーカーも来る4月頃から新しいLTEフォンをリリースして端末需給に力を注ぐ予定だ。
サムスン電子は前作のギャラクシーS2発売過程から推し量れば、来月のモバイルワールドコングレス(MWC)でギャラクシーS3を公開した後、4月頃に発売する可能性が高い。 ギャラクシーS2は昨年2月のMWCで公開され4月に発売された。
サムスン電子とともにスマートフォン市場を二分しているアップルのiPhone5は来る6月頃に発売されると発表された。 パンテックは早ければ上半期にワンチップLTEフォンを出す予定だ。 既存LTEフォンに比べて重量が軽く厚さが薄く電力消耗が少ないことが特徴だ。
通信3社は端末需給と共にLTE全国網構築にも拍車を加えている。
昨年12月末、全国84市にLTE全国網構築を完了したLGU+は来る3月までに全国郡村面単位にLTE連係網を拡充する計画だ。 KTは来る4月までに全国84ヶのすべての市と高速道路、KTX区間までLTEサービスが可能になる予定だ。 SKTもやはり4月までに全国84市にLTE全国網を構築する予定だ。
ただし'不親切な' LTE料金制とサービスが消費者のLTEフォン購買をためらわせる可能性も排除できない。 LTE料金制は3G料金制より高い。 昨年7月に開始されたサービスも通話品質と海外データローミングなどのサービスが円滑になされず消費者の欲求を充足させられずにいる。
原文: 訳J.S