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韓国産‘資本論’解説書…社会主義中国へ輸出

原文入力:2011-04-07午前09:15:26(633字)
カン・サング‘ハーイ、マルクス…’翻訳出版

ク・ボンジュン記者

<ハーイ マルクス、バーイ 資本主義>

国内で出版された思想家カール・マルクス(1818~1883)の<資本論>解説書が最近、中国に輸出された。
出版社レディアンは2009年に出したカン・サング氏の本<ハーイ マルクス、バーイ 資本主義>(写真)が先月、中国社会科学院所属中国社会科学出版社から<生活の中の資本論>(上)という名で翻訳され出版されたと明らかにした。社会主義の教本となった<資本論>の解説版を資本主義国家の韓国が出し現在世界最大の社会主義国家である中国に逆輸出したという点が目を引く。

中国社会科学出版社はこの本の発刊事実を韓国文学翻訳院で発刊する季刊誌<リスト ブックス フロム コリア>を見て知ることになり、中国で活動する翻訳家キム・テソン氏に翻訳を依頼し現地出版したとレディアン側は説明した。翻訳を引き受けたキム・テソン氏は出版経緯について「<資本論>は難解な内容にならざるをえないが、ソン・ムンサン画伯の絵を添え内容説明もやはり生活と結びつけ簡単に解説してあり中国側が関心を示した」と説明した。ク・ボンジュン記者 bonbon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/book/471715.html 訳J.S