原文入力:2011-03-30午後07:57:51(1013字)
科技評、電気自動車急速充電・巻けるタブレットPCなど選定
イ・グンヨン記者
10年後の新種伝染病や情報格差、高齢化などの社会問題を解決する有望な技術として100ドル巻き物型タブレットPC、ワンタッチ健康診断サービスなどが選ばれた。
韓国科学技術企画評価院(科技評)は30日、10年後に多様な変化をむかえる私たちの社会が最も必要とする‘10大未来有望技術’を選定し発表した。科技評は2009年から毎年‘10大未来有望技術’を選定してきている。
今年選ばれた有望技術は△電気自動車急速充電(左側写真) △量子暗号△2ドルLEDランプ(右側) △ワンタッチ健康診断サービス△100ドル巻き物型タブレットPC△二酸化炭素吸収・保存素材△リチウム空気電池△伝染性病原体探知ロボットシステム△広範囲適用抗微生物製剤△現場診断遺伝子増幅技術などだ。
ワンタッチ健康診断サービスはスマートフォンに連結される診断装置を手の平に付ければ、生体情報と血液分析資料が医者に伝えられるアプリケーション等を通して遠隔で健康を点検できる技術をいう。10年後にも持続可能成長と二酸化炭素削減に対する関心が続き、二酸化炭素を選択的に抽出し保存できる多孔性新ナノ材料の開発が可能になると専門家たちは見通した。伝染性病原体感知ロボットは現在の接触式診断方式による副作用を減らし、速かに対応できるようになると期待された。同じく現場診断遺伝子増幅は唾や血液などから病原体の遺伝子情報を含んでいるDNA等を抽出し、病気感染有無をリアルタイムで分かるようにする技術で医療環境を大きく改善することに役立つと展望された。
科技評は10大未来有望技術を選定するために今後10年間、私たちの社会に登場する44ヶのイシューを整理した後、成人1千人を対象にアンケート調査を行い15ヶのイシューを抜き出した。更に15ヶのイシューの各分野別専門家たちが154ヶの未来有望技術候補を導き出した後、技術実現可能性、既存技術との差別性、経済的波及効果などを基準として有望技術を選び出した。
イ・グンヨン先任記者 kylee@hani.co.kr
原文: 訳J.S