原文入力:2009-01-13午前10:09:52
喫煙者 ‘脳線条体’ 活性化発見
イ・グンヨン記者
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すべての喫煙者はタバコをやめるのは難しいという事実をよく知っている。米国デューク大科学者たちは愛煙家がなぜタバコをやめるのが難しいのか、脳映像写真を通じて糾明したと科学専門サイト<ライブサイエンス>が12日報道した。
ジョセフ・メクルロノン デューク大医大教授(精神医学・行動科学)は喫煙者が24時間タバコを絶った後、他の人がタバコを吸う場面を見た時の喫煙者の脳映像を観察した結果、脳の特定部位が活性化することを発見した。この部位は自転車に乗る時バランスを取ったり、鏡を見ないで歯磨きができる私たちのからだの自動的な反応を管掌する線条体領域だ。この部位が活性化するということは、禁煙が喫煙者の意識的な統制外の問題だということを意味する。
メクルロノン教授は「助けなしに自ら禁煙をする人々の5%だけが成功する」として「タバコをやめれば喫煙を刺激する場面を見ると脳の活性化が劇的に増加するが、これはタバコをやめると喫煙場面に対する脳の敏感度が高まるということを示す」と語った。愛煙家たちがいつも禁煙に失敗する理由がここにあると彼は説明した。
メクルロノン教授は「こういう習慣的な反応を遮断する方法を探してあげなければいけない」と話した。研究結果は医学ジャーナル<精神薬理学>最近号にのせられた。
一方、米国ハーバード大学のマサチューセッツ病院ジョナサン・ウィニコフ教授研究チームはジャーナル<小児学>に発表した論文を通じて「服や髪の毛,壁などとの接触を通じた3次間接喫煙が深刻だ」として、これを予防するために家でタバコを吸わないことを勧告した。ウィニコフ教授は「タバコを吸った後、物体の表面や喫煙者の服や髪の毛などに付いた有毒物質は特に何でもなめたり飲んだり物体近くに鼻をつけて息をする子供たちに間接喫煙の効果を及ぼすことがあり注意が必要だ」と語った。
イ・グンヨン記者 kylee@hani.co.kr